Amazon猫用品ストアオープンにゃーん!

福島 れい

Amazonが猫好きも便利に!

本日2月22日はにゃんの日かご存じだろうか?そう、今日は「猫の日」だ。これにちなんで、Amazon.co.jp(以下、Amazon)にペット用品ストア内に厳選した猫用品を取り扱う「猫用品ストア」がオープンした。

Amazonから「にゃーーにょににゃーごにょにゃあにゃんにゃごにゃーーにょににゃぁ(以下略)」という猫語のリリースが届いたが、ここでは「にんげん語」でお伝えしようと思う。

「猫用品ストア」では、24万点以上あるペット用品の中からAmazonバイヤーによって選び抜かれたデザイン性の高い猫用品、こだわりのプレミアムフード、2匹以上の多頭飼い向け商品など、約26,000点を展開する。また、ストア構成の面では、シーン別・用途別の商品カテゴライズにより、目的の商品に辿り着きやすい導線が用意された。

今回「猫用品ストア」オープンすることになった背景にあるのは”猫人気”だ。猫の写真集、猫のアプリにとどまらず、人気ファッション誌、情報番組、バラエティ番組で特集が組まれるなど各メディアでの注目が集まっている。また、最近では「猫男子」と呼ばれる独身一人暮らしで猫を飼っている男子までもが注目を浴びており、まさに”猫ブーム”はとどまることがない状況だ。

こうした猫人気は日本の市場において高い経済効果を及ぼしていると話題になり、「ネコノミクス」とも呼ばれるようになった。「ネコノミクス」による経済効果はなんと“約2兆3162億円”(※1) に上ると言われており、犬に比べて飼育が容易な猫は、今後も高齢化社会の中で飼育数がさらに増え、ネコノミクスの規模は拡大すると予想されているのだ。
※1「ネコノミクスの経済効果」関西大学宮本名誉教授、2016年2月

Amazonで購入する大きなメリットの一つに、大型のアイテムであってもAmazonが販売、発送する商品は国内通常送料無料(一部除く)がある。品揃えが豊富なペットショップがなかったり、大きなアイテムを持ち運ぶのが難しい場合にも、こうしたAmazonのサービスはありがたい。今回は”猫を飼う人”にとって、Amazonがより便利な存在となったと言える。

編集部で気になったのは、ハーツ アンド ベイ ティーピーテント (¥19,800)。これは、ネイティブアメリカンが住居としていたティーピーテントを模した猫用テント。布はオックスフォードコットン100%でハンドメイドで製造されていて、折りたたみや分解ができ移動も簡単と、利便性も高い。この人間の商品並みのクオリティを目の当たりにしてしまうと、いかに、猫が愛されているかが商品からも伺える。お父さんよりよっぽど大事にされていそうな気すらしてしまう。それこそ、父の日ほどではないが、猫の日需要は、今後、年々高まっていくのではないかと思う。


記者プロフィール

福島 れい

ECのミカタ編集部に所属するバドミントンと和服、旅好きの記者、通称れーちゃん。ミニ特集「アパレルECの未来(https://goo.gl/uFvr2C)」等、これからEC業界がどんな風に発展していくのか。に注目しながら執筆しています。2017年の執筆テーマは、”私にしか書けない記事をタイムリーに”。

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