決済のゼウス、定期購入の支払いを強化

口座振替決済サービスの契約方法に依頼書追加

 本日、決済サービスプロバイダの株式会社ゼウス(以下、ゼウス)より、口座振替決済サービスの受付方法を追加、より便利に口座振替決済サービスの利用を開始できるようになったと発表があった。

 口座振替決済サービスは、会費や定期購入通販などの定期的に代金を回収する事業において役立つサービスだ。入金忘れや手間による離脱を抑えることができ、継続率が向上すると共に、店舗にとっても代金回収にかかる手間を削減することができる。

 今回の発表では、口座振替契約の受付手続きに「振替依頼書サービス」が追加された。振替依頼書サービスでは、口座振替依頼書の記入・捺印により契約を完結する。これにより受付手続きは以前より対応していた「WEB受付サービス」と併せて2種類となり、オンライン・オフライン双方に対応する形だ。

 ゼウスの決済サービスにおいては、ネット限定銀行をはじめ対応している銀行が多く、幅広い年齢層のユーザーに対応できるという強みがあった。この度オフラインでの契約に対応したことで、導入段階での利便性が向上、WEB上でのやりとりを好まないユーザーにとってさらに使いやすいサービスとなったと言えるだろう。

 商品を選んで、代金を支払い、商品を手にするという一連の買い物の流れにおいて”代金を支払う”というステップを好むユーザーは少ないだろう。それゆえ、離脱が起こりやすいシーンでもあり、言い換えれば、利便性を高めれば購買率を上げやすいシーンであるとも言える。ユーザーに手間や負担をかけずに気持ちよく決済を終えてもらう体制を整えておくことが、安定した収益につながってくるように思う。