WEBマーケ施策の外注、決め手と情報源に迫る(ディーエムソリューションズ調べ)

福島 れい

 WEBマーケティングのサポート事業を行うディーエムソリューションズ株式会社(以下、ディーエムソリューションズ)が、「WEBマーケティング施策の導入」に関する調査を行い、その結果を発表した。
WEBページを持って事業を行う以上、どの企業にとってもWEBマーケティングは欠かせないが、取り組むべき課題は多く、何から始めればよいのか、どのように取り組むべきか迷っている担当者も多いのではないだろうか。今回の調査では、WEBマーケティング施策の導入に際して施策の認知経路、役に立った情報源、そしてサービス導入の決め手についてWEBマーケティング担当者から回答を得ている。他社の取り組みを参考に、自社の施策に活かしてほしい。

外部に依頼しているWEBマーケ施策は?きっかけは?

 まず、「外部に依頼しているWEBマーケティング施策」に関してみていこう。外部に依頼しているWEBマーケティング施策は、『自社の情報発信のためのコンテンツの見直しによるコンテンツマーケティング』が38.7%と1位。また、意思決定者においては、『オウンドメディア施策』が43.3%で1位の結果となっており、手間のかかるコンテンツ施策を外注するケースが多いことが伺える。

 これらの「外部のWEBマーケティング施策を導入検討したきっかけ」を問うと、 意思決定者の半数以上が『定期的な委託先の見直しがルール化されている』と回答しており、外部委託であっても効果検証や見直しが重視されている様子がうかがえる。

導入にあたって情報源、比較サービスは?

 現在外部に依頼しているWEBマーケティング施策を知ったきっかけについて問うと、最も役に立った情報は、『検索エンジンで課題を検索』した際に得られたと32.3%、次いで、『検索エンジンで課題を検索』が18.7%と、上位2つの検索エンジンで課題を検索・サービスを検索を合わせると51.0%と半数以上が検索エンジンを活用していることが明らかになった。

 また、WEBマーケティング施策導入にあたり「平均して何社のサービス比較を行うか」問うと、『2つ程度比較検討することが多い』が最多となった。多数のサービスを比較検討するというよりも、サービスを絞り込んだ上で比較する傾向が伺える。

サービス比較の方法は?

 サービス比較する際の方法として、サービスのWEBサイトを閲覧するかについては、『必ず閲覧する』『閲覧することのほうが多い』と、WEBサイトを閲覧する担当者が95%以上という結果になり、特に、意思決定者に関しては『必ず確認する』が54.7%と半数以上となった。導入の際は、サービスに関するWEBサイトが非常に重要であることが明確にわかる結果言えるだろう。

 また、WEBマーケティング施策を比較・検討した際、その会社の「営業マンに会ったか」については全体の75.3%の担当者が『会った』と回答、特に意思決定者は85.3%が『営業マンと会った』結果となっている。

 意思決定において営業マンの重要性がどこにあるのか、「営業マンに会う理由」について問うと、最も多い回答は検討者で『価格を知りたい』58.4%、意思決定者においては『サービスの詳細を知りたい』62.5%という結果になった。WEBサイトだけでサービスを判断せず、直接話を聞いた上で判断する傾向が伺える。

WEBマーケティング施策導入の決め手は?

 導入の際の決め手について回答を募ると、1位は42.0%で『価格』次いで39.0% で『機能』、3位は5%の『ブランド』という結果になった。WEBマーケティング施策においては、”価格・機能”の2つが重要視されていることが明らかになっている。

 一旦、外部にマーケティング施策を依頼するとその後の変更などはなかなか行いにくく、導入前にしっかり検討することが重要だと、今回の調査結果からも読み取れるだろう。今回の調査は具体的なWEBマーケティング試作には触れていないが、他社がどのようにサービスを導入しているのか知ることは、マーケティング施策を練るうえできっと役に立つことと思う。


記者プロフィール

福島 れい

ECのミカタ編集部に所属するバドミントンと和服、旅好きの記者、通称れーちゃん。ミニ特集「アパレルECの未来(https://goo.gl/uFvr2C)」等、これからEC業界がどんな風に発展していくのか。に注目しながら執筆しています。2017年の執筆テーマは、”私にしか書けない記事をタイムリーに”。

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