現金やクレジットカードを持たずに決済が?ZNAPサービスが開始
財布いらずの決済が可能に
MPayMe Japan株式会社(以下、MPayMe Japan)は17日、スマホ決済サービス「ZNAP(ズナップ)」のサービスを開始したことを発表した。
これはNFCが内蔵されたリストバンドと、MPayMe Japanが提供するスマホ決済サービス「ZNAP(ズナップ)」に登録されたクレジットカードとを連動させることにより、実際に現金やクレジットカードを携帯していなくとも、リストバンドによる支払いが可能となる。
このサービスを利用することにより、屋外で行われる大規模なイベントや、海やプールといった財布を携帯することが面倒な場合にも、リストバンドをNFCカードリーダーにかざす動作のみで入場管理から店舗での商品の購入などを可能とする。
サービスの利用まで
イベントのチケットを購入したユーザーに対し、NFC内蔵リストバンドが送付される。その後、ユーザーはリストバンドに印刷されたQRコードをZNAPでスキャンし、暗証番号の入力を行う。
ZNAPに登録済みのクレジットカードとリストバンドが紐付き、イベント会場入り口でリストバンドをNFCリーダーにかざすと、本人確認が取れ入場可能となり、会場での商品購入もリストバンドをかざすだけで支払いが完了する。また、支払い限度額の設定が可能となっているので安心だ。
導入事例と今後の展開
2014年3月17日にアメリカのニューヨークで行われた音楽イベント、「SOUND CITY」においてZNAPが導入され、来場者の入場管理とイベント内での飲食や物品販売において、リストバンドによる支払いを行った。
MPayMe Japanでは今後も同サービスを日本国内でのさまざまなイベントなどで導入し、現金やクレジットカードを持たずに安心して楽しめる環境の整備に努めていくとしている。