minne×ヤマト運輸、ファミマで発送できるように!

ECのミカタ編集部

ハンドメイドへの関心高まり、minneの登録作家が増加!

GMOインターネットグループのGMOぺパボ株式会社(以下、GMOぺパボ)と、ヤマト運輸株式会社(以下、ヤマト運輸)は、国内最大のCtoCハンドメイドマーケット「minne」において、「宅急便コンパクト」および「ネコポス」を利用した作品発送の連携を強化した。5月10日より、「Famiポート」が設置されている全国のファミリーマートからの作品発送に対応した。

近年のハンドメイドへの関心の高まりに伴って、オンラインで作品を販売する作家が増加しており、「minne」の登録作家数も22.5万名を突破した。ハンドメイド作家の多くは個人で活動していることから、「minne」を通じて簡単に作品の販売ができることはメリットが高い一方、制作以外の梱包・発送作業が大きな負担となっていた。

この背景のもと「minne」とヤマト運輸は、2015年12月14日より、オリジナルデザイン梱包資材「minne×ヤマト運輸オリジナルBOX」の販売に加え、「minne」作品を「宅急便コンパクト」「ネコポス」で簡単に発送できるシステム連携を開始した。これにより、送り状の準備や記入といった作品発送に関わる手間を解消することができるとして多くの作家から好評である。

そして今回、発送システム連携をより強化し、これまでヤマト運輸営業所のみで受け付けていた作品の発送を、作家のライフスタイルに合わせてより便利に活用することができるよう、新たに「Famiポート」を設置する全国のファミリーマート約11,500店舗でも受付を開始した。これにより、24時間いつでも手軽に「minne」作品の発送が可能となった。

作家がファミリーマート店舗から「宅急便コンパクト」「ネコポス」で作品を発送する場合、「minne」の会員メニューに表示される専用の2次元コードを「Famiポート」にかざし、お届け希望時間などを選択すると「Famiポート申込券」が発行される。それをレジに持っていくと、専用の送り状を受け取る。その送り状を荷物に貼って渡すだけで、宛名書きやレジでの会計も不要で、簡単・便利に発送手続きが完了する。

宅急便コンパクトとネコポスの概要

宅急便コンパクトとネコポスの概要

宅急便コンパクトの価格は、全国一律500円(税込)であり、受渡方法は対面手渡しとなる。対応BOXとサイズは、宅急便コンパクト専用BOXの縦25cm×横20cm×厚さ5cm(重さの制限なし)である。また、宅急便コンパクト専用薄型BOXに関しては縦24.8cm×横34cm(重さの制限なし)となる。

一方、ネコポスの価格は全国一律250円(税込)であり、受渡方法は荷受人のポストへ投函する。対応BOXとサイズは、角形・A4サイズ(31.2cm×22.8cm)以内(23cm×11.5cm以内を除く)で、厚さは2.5cm以内、重さ1kg以内となる。

配送価格に関しては、各種割引は適用できない。また、通常の宅急便コンパクトと配送料の差額は「minne」が負担する。ただ、宅急便コンパクトは別途、専用BOX代がかかる。さらに、配送速度は翌日配送(一部地域を除く)であり、作家・購入者ともに追跡サービスを利用することができる。配送状況をアプリから確認することが可能だ。その他に、引受限度額は、宅急便コンパクトが3万円、ネコポスが3千円である。

ハンドメイド作品が流行していることから、需要が高まっている。そのハンドメイド作品を作家からユーザーに送る時の手間を省くために、全国のファミリーマートで発送することができるようになった。今までは全て作家自身で発送作業を行い、ヤマト運輸営業所に行っていたため、作業時間がかかっていた。それがファミリーマートで送れるようになり、発送作業の手間が無くなった。作品ができ次第、すぐに近くのファミリーマートで発送することができるため、ユーザーに届く時間も早まることだろう。


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