登録企業の活動実績を“点数化”?EC-CUBEの制度刷新
EC-CUBEインテグレートパートナー制度とは?
株式会社ロックオンは、国内No.1EC構築オープンソース「EC-CUBE」のパートナーエコシステムの中でも最も重要な制度の1つ、サイト構築企業の「EC-CUBEインテグレートパートナー制度」(以下、インテグレートパートナー制度)を大幅刷新した。
インテグレートパートナー制度は、「EC-CUBE」でのサイト構築事例数やプラグイン提供数、「EC-CUBE」本体開発への貢献度、および、開発コミュニティへの貢献度等、「EC-CUBE」上での活動実績を点数化しランク分けする制度である。これは、「EC-CUBE」でECサイト構築を依頼する企業にとって重要な選定基準となる。
今回の刷新では、登録企業の得意分野を明確化することにより、既存パートナーのさらなる付加価値向上、新規パートナーの早期活躍化、さらに、構築依頼側の選定のし易さ向上等、関係する全企業のメリット向上を目指す。また、今後の「EC-CUBE」のプラットフォーム拡大に大きく寄与するものと期待している。
最大のメリットとは・・・?
インテグレートパートナー企業にとっての最大のメリットは、「EC-CUBE」オフィシャルサイト上で、企業名や構築事例が紹介され、そこからECサイトの受託案件を獲得することができることである。本制度では「EC-CUBE」への貢献度がランク(プラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズ、プレの5種類)に反映される。これにより「EC-CUBE」オフィシャルサイトでの掲載順や表示の大きさが変わるため、インテグレートパートナー企業による積極的な「EC-CUBE」の開発貢献やコミュニティ活動への参加に繋がった。このようなインテグレートパートナー企業や「EC-CUBE」運営側の同社にもメリットがあるだけではなく、ECサイトを依頼する企業側にとっても「EC-CUBE」のサイト構築が得意な企業が一目で分かるため、「EC-CUBE」プラットフォームを早期に拡大することができた最も重要なエコシステムとなっている。
「EC-CUBE」の屋台骨である本制度を大きく刷新することにより、インテグレートパートナーがさらに増加する。また、ECサイトの構築を検討する発注者も自身の要望にマッチする企業と相談しやすくなることから、「EC-CUBE」のプラットフォーム拡大に大きく検討するものと期待している。
活動実績を点数化し、ランク分けすることは新しい発想である。ランク分けをすることにより、企業の現状が分かり、向上するチャンスに繋がる。ランクが高い企業を見ながら勉強をしつつ、その企業にしかできないサービスを開発することによって、ランクが上がって、さらに顧客も増えていく。きっと、この“ランク付け”が多くの企業を発展させることだろう。