若い世代へ向けた史上初のアプリ

防衛省は、陸・海・空自衛隊全三幕公認のスマートフォンアプリ「キミにエールAR」の提供サービスを3月26日(水)から開始した。自衛隊によるアプリの提供サービスは史上初となる。

「キミにエールAR」は、若い世代を中心にもっと自衛隊に対して興味を持ってもらえるよう、また入隊を希望するきっかけになればという思いや、アプリを通してすべての人が楽しい気持ちになれるよう、願いを込めて開発された。

自分のアバターがスタンプにもなる

アプリにはAR機能（現実から得られる環境にデジタル情報を加えた映像体験技術）を搭載。自分の顔をスマートフォンで撮影し、専用のARマーカー（自衛官募集ホームページに掲載されており、PDFデータでダウンロード）へかざすと、自分のアバターが現れる。

アバターは「自衛官になった未来の自分」として、「敬礼」や「休め」など自衛隊には欠かせないアクションをとりながら、自衛隊トリビアや明るい気持ちにさせてくれるようなメッセージ、勇気をくれる言葉などを投げかけてくれる。

さらに作成したアバターを使って、オリジナルのARスタンプを作成することもできる。全10種類の実際にある自衛隊装備の背景画像や、男女各9種類の制服などを選ぶことができ、画像化することが可能。画像化したスタンプは、メールなどにも利用できる。アプリの利用料は無料となっている。