NETSEA、Paid導入で仕入れをもっとスピーディーに
申し込みは書面で完結、最短3日で利用可能に
株式会社ラクーン（以下「ラクーン」）が提供するBtoB掛売り・請求書決済代行サービス「Paid（ペイド）」は、株式会社オークファン（以下「オークファン」）の子会社である株式会社NETSEA（以下「NETSEA社」）が運営するBtoB卸プラットフォーム「NETSEA（ネッシー）」へPaidのサービスの提供を開始することを発表した。
ECのミカタ読者の方には周知のことだと思うが、Paidのサービス提供先である「NETSEA」は、企業間取引（BtoB）をインターネット上で行う卸売・仕入れマーケットプレイスだ。メーカー・問屋・卸売会社（サプライヤー）がサイト上に商品を掲載し、小売店・ネットショップ（バイヤー）がその商品を仕入れている。
これまでNETSEAでは、サプライヤー、バイヤー間での決済に関して「クレジットカード決済」「後払い（セディナビジネスクレジット）」「銀行振込」「代金引換」を提供してきた。
しかし、これまでの後払いでは、書面での申込み手続きが必要なほか、利用開始まで一定期間が必要であった。一方Paidは、インターネット上から簡単に申込みができ、最短当日から3営業日程度で利用を開始できる。そこで、バイヤーの利便性の向上を目指し、よりスピーディーに後払いを利用できるPaidが導入されることとなった。
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Paidの利用により売り手企業は、請求業務や回収漏れの負担がなくなり、安全でスピーディーな掛売り取引を実現でき、買い手企業は月締めでの取引が可能となり、キャッシュフローの改善が見込まれる。
「すぐに売れ筋の商品を仕入れたい」「品揃えを充実させたい」という状況になった時、資金がないためにチャンスを逃すのは非常に惜しいものである。例えば、Amazonマーケットプレイスに出店している事業者であれば、「Amazonレンディング」という法人の販売事業者向け融資サービスが存在する。これは、インターネット上で申し込みが完結し、最短3営業日でローンが入金される。
今回NETSEAに導入されるPaidもやはり、事業者のスピーディーなビジネス拡大を、支えるサービスとなっている。売るチャンスを逃さないというのは、流行り廃りの激しいインターネット上では何よりも重要なことである。また、売り手企業も請求業務や回収漏れの負担が軽減され、安心して取引ができるため、その後の関係性構築においても貢献するにちがいない。
知っているようで知らない流通の要である”卸”の仕組みについて解説したページはこちら（URL:https://goo.gl/Brt0ie）。ご自身の参考や新人の方への教育に活用していただければ幸いだ。
記者プロフィール
利根川 舞
メディア編集部ロックを聴きつつ平安時代に思いを馳せる文学人間。タイムマシンができたら平安時代に行きたいです。
ライブハウスやフェス会場に出没しては、笑って、泣いて、叫ぶ姿が目撃されている。ACIDMANや10-FEET、ROTTENGRAFFTYが大好き。
サービスやその場の雰囲気がイメージしやすくなるような記事を書いていきたいと思います。
