語学は必要無い?越境EC進出を手助けする新サービス

ECのミカタ編集部

EC運用代行サービス「EC-PORT」とは?

東南アジアへの日系企業の進出を支援するソーシャルエージェント株式会社(以下、ソーシャルエージェント)は、国内のベンチャー・中小企業を対象にした東南アジアのオンラインモールへのストア開設代行サービス「EC-PORT」の提供を開始した。

成長が著しい東南アジアのオンラインモールだが、販売用のアカウント開設には英語での電話面接や煩雑な申請プロセスが必要である。また、東南アジアの現地住所や電話番号が求められるため、国内企業にとって開設のハードルは決して低くなかった。今回のサービスでは、ソーシャルエージェントが電話面接や煩雑な申請プロセスを代行する。申請にあたっては、ソーシャルエージェントの所有する現地住所や電話番号を貸与する。そのため、ストアの開設及び現地市場へのインターネット販売は、語学力や現地法人が無くても可能である。

現在、LazadaやZaloraに代表される東南アジアのオンラインマーケットプレイスの成長は著しく、日本製品の需要が強い現地市場への越境EC・インターネット通販は国内のベンチャー・中小企業にとって大きなビジネスチャンスである。ソーシャルエージェントの「EC-PORT」では、ストア開設後、市場調査・販売商品情報の翻訳・販売ページの作成・発送と受注管理・サポート・EC物流・マーケティングといった業務をアウトソーシング(外部委託)することもできる。

ストア開設代行サービスの価格は、シングルタイプが59,800円、ダブルタイプが90,000円である。また、マルチプルプランは150,000円となる。

ECを海外に進出する場合は、語学力が必要かに思える。だが、今回のソーシャルエージェントのサービスは、語学力が必要無いという。だが、ソーシャルエージエントが電話面接や申請プロセスを代行しくれることにより、それらが必要なくなり、加えて、海外での手続きに関する知識、手間も省いてくれる。このような代行サービスは、「海外に進出したいけど、語学が無くてできない」など、海外進出に関して困っている人を救う。

EC業界も人と人との助け合いによって、成り立っている部分が大きい。自分だけでは難しいと諦めることなく、こういったサービスの助けを積極的に受けていくことで、EC店舗も業界も、さらなる成長を目指すことができるだろう。


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