【BASE】インスタにアップした画像から直接購入できる機能の提供開始
ECプラットフォーム『BASE』を運営するBASE株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:鶴岡裕太、以下「BASE」)は、Instagramにアップロードされた画像のタグから商品を購入できる機能「Instagram販売App」の提供を2018年6月5日(火)より開始した。
ショップ構築サービス+ショッピングアプリを提供
ネットショップ作成サービス「BASE」は、「お母さんも使える」がコンセプトのネットショップ作成サービスだ。導入が簡単な決済機能、デザイン性の高いテンプレート、トランザクション解析ツールなどネットショップの運営に必要な機能を備えており、費用やWeb技術、時間などがハードルとなり、これまでネットショップを始めることが困難だったユーザーも、手軽に始めることが可能なサービスだ。
また、ショッピングアプリ「BASE」は、400万ユーザーが利用するスマートフォンアプリとなっている。トレンド、ファッション、インテリア、エンタメ・ホビー、コスメ、家電・スマホ、スポーツ・レジャー、食品・飲料(野菜や果物等の農産物、肉・魚等の生鮮食品も含む)など幅広いジャンルの商品を購入することが可能だ。出店店舗は、自ら商品を企画・生産・製造をしたり、オリジナルブランド立ち上げの一環として利用している事業者が7割を超えているのも特徴となっている。
インスタの画像からシームレスに販売可能に
こうしたネットショップ構築サービスとショッピングアプリを提供する同社が今回、Instagramにアップロードされた画像のタグから商品を購入できる機能「Instagram販売App」の提供を開始した。
「Instagram販売App」とは、ネットショップ作成サービス「BASE」の出店店舗を対象に提供する機能となっている。「BASE」の管理画面にログイン後、拡張機能「BASE Apps」より「Instagram販売App」をインストールし、同App内の説明に従って設定を進める。
設定が完了すると、Instagramにアップした画像に商品タグが設置できるようになり、フォロワーがInstagramのタグから商品ページにシームレスに画面遷移することが可能となる。
なお、同機能はInstagramが提供するInstagramショッピングと連携した機能で、設定後は、Instagramによる審査がある(詳細は、InstagramのFAQ「Instagramショッピングとは何ですか」「Instagramショッピングの承認を受けるにはどうすればよいですか」要参照)。
BASEの価値をさらに高める
SNSは、一度に不特定多数に訴求する広告施策とは異なり、低予算で実施できるだけでなく、フォロワーをファンに転換して息の長いリピーターを醸成することも可能なフィールドとして近年さらに注目を集めている。
その中でもInstagramは、ビジュアルでダイレクトに訴求できたり若い女性のユーザーが多いなど、マーケティング上の利点も多い。一方で、仕様上の制約も多く、アップした画像から購買行動につなげるのは、容易ではなかった。
今回のあらたな機能の提供は、まさにこの課題に正面から対応したもので、BASE上の各ショップにとっても新たな販売経路を構築できるだけでなく、同プラットフォームの価値をさらに高めることになりそうだ。