ライザップ運営の健康コーポレーション、医薬品事業を開始

石郷“145”マナブ

健康コーポレーション株式会社が「医薬品事業」を開始することを決議
2015年6月内に新会社を設立し、8月より医薬品の販売を開始
来期以降、化粧品・サプリメントの独自開発も行っていく

新会社を設立し、化粧品・サプリメントの独自開発など予防医療市場へ参入

ライザップを運営する健康コーポレーション株式会社(本社・東京都新宿区 代表取締役社長 瀬戸 健 以下、健康コーポレーション)は、同社において新規事業となる「医薬品事業」を開始すると6月5日に発表した。

健康コーポレーションは(http://www.kenkoucorp.co.jp/)、2003年、健康食品の通信販売を目的に設立。美容関連商品で事業を拡大してきた。またパーソナルトレーニングジム「RIZAP(ライザップ)」の運営等、グループ会社を通じて美容・健康関連事業の他、アパレル関連事業、住関連ライフスタイル事業、エンターテイメント事業など、幅広く展開する。同社グループ会社であるRIZAP株式会社においては、既に医療機関との提携を開始し、予防医療分野サービスへの展開を行っており、加えて予防医療市場における最大のボリュームゾーンとなるシニア向けの本格的な訴求施策を開始できる準備が整いつつあり、今回の「医薬品事業」開始の判断に至ったとしている。

新規事業の内容としては、2015年6月内に新会社を設立し、8月より医薬品の販売を開始。来期以降、化粧品・サプリメントの独自開発も行っていく。また、未定だが製薬事業のM&Aも視野に入れているとのこと。

現在、健康コーポレーションが統括するグループ傘下は、ライザップを含め12社。今月、さらに1社を加え、関連事業を拡大することになる。この新進気鋭のグループが次に着目したのはヘルスケア関連で、この市場は、2020年に4.4兆円規模に成長することが予測されているとのこと。もちろん、この事業分野においても結果にコミットするだろう。


記者プロフィール

石郷“145”マナブ

キャラクター業界の業界紙の元記者でSweetモデル矢野未希子さんのジュエリーを企画したり、少々変わった経歴。企画や営業を経験した後、ECのミカタで自分の原点である記者へ。トマトが苦手。カラオケオーディションで一次通過した事は数少ない小さな自慢。

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