株式会社メガネスーパー(以下、メガネスーパー)は、パッケージシステム「ecbeing」を採用した自社ECサイト「メガネスーパー公式通販サイト」におけるサイト離脱の低減を目的として、サイトからの離脱を防止するコンバージョン改善ソリューションのVePrompt(旧VeChat)のスマートフォンサイト用ポップアップ機能を、自社ECサイトに日本で初導入した。

　メガネスーパーの自社 EC サイトは平成 28 年 4 月期 第 1 四半期の売上前年比 178%と成長を続けているのは、先日の記事でも紹介した通りだ。同社は、自社 EC サイトの更なる成長のため、Ve Interactive(日本法人:Ve Japan 株式会社)が提供する VePrompt(旧 VeChat)のスマートフォンサイト用ポップアップ機能を日本で初めて採用した。

　これにより、サイト離脱を低減し売上の向上を図る。この機能は、スマホサイト上でユーザーが「戻る」ボタンやアドレスバーの操作によってサイトを離脱しようしたり、一定時間の無操作がある場合、ポップアップを表示して、サイト利用時の特典やメリットをユーザーに訴求できるものだ。これにより、本来サイトを離脱してしまうユーザーに特典やメリットを認知することでサイトに留まるように仕向けて、スムーズな購入に結び付ける。すでに導入後に、VePrompt スマートフォンサイト用ポップアップ機能によって購入の成果を得ているという。

　メガネスーパー自社 EC サイトでは、すでにリマーケティングメールのソリューション(VeContact)を導入し、通常の新規ユーザーのシェアが 40%のところ、離脱ユーザーへカート内に残っている商品をメールで知らせることにより、Ve では新規ユーザーのシェアが 70%と高く、メールから新規獲得することに成功している。

　また、VeContact によるメール配信数に対する購入率は、通常のメールマガジンと比較すると約 132 倍という成果を得ており、カート内で離脱したユーザーの購入意欲の高さを確認することができている。サイト離脱防止のポップアップ(VePrompt)と離脱後のリマーケティングメール(VeContact)を組み合わせることで、コンバージョン数全体 3%〜15%の増加を見込んでいるという。

　なお、メガネスーパーの Ve サービス利用においては、株式会社インタースペースのアフィリエイト広告「アクセストレード」によりコンバージョンのトラッキングをしており、アフィリエイト広告費用のみで本サービスを利用している。