東武マーケティング、新たな東武カード公式HPにecbeingの「UNITE」を採用

ECのミカタ編集部

東武マーケティング株式会社が新しい東武カードの公式HP新規立ち上げにecbeing社のCMS「UNITE(ユナイト)」を採用

株式会社ecbeing(以下、ecbeing)は、同社が提供するメディアコマースCMS「UNITE(ユナイト)」が、東武マーケティング株式会社(以下、東武マーケティング)の提供するWebサイト「新しい東武カードの公式HP」の新規立ち上げに採用されたことを発表した。

2025年5月29日に新しい東武カード(新カード)を発行

東武グループの東武マーケティングは、2025年5月29日に新しい東武カード(新カード)を発行することに伴い、公式HPも新規で開設した。

その「新しい東武カードの公式HP」を構築しているecbeingの「UNITE」は、質の高いセキュリティを標準実装した国産CMSであり、ページ編集機能や分析・マーケティング機能など豊富な標準機能を掛け合わせた多様な施策の実装も可能だ。

ecbeingによると、新HPの主な特徴は以下の通り。

◆TOBU POINT シミュレーション
3種類の新しい東武カード別に利用金額を入力することで、獲得できるポイントの目安を確認できるシミュレーションページを用意。

◆キャンペーンページ
東武カード会員への新規入会見込みのユーザーに向けたキャンペーンと、すでにカード会員であるユーザーに向けたキャンペーンをそれぞれ展開。新規ユーザーと既存ユーザーそれぞれにメリットがある情報を発信する。

◆メディアコマースCMS「UNITE」
前述の機能のほか、テキストエディター付きの専用コンテンツフォーマットを用意することで、HTMLの知識がなくてもスピード感を持ってコンテンツを作成できる。

※画像元:東武マーケティング株式会社が新しい東武カードの公式HP新規立ち上げにecbeing社のCMS「UNITE(ユナイト)」を採用(株式会社ecbeing)

高水準のポイント還元率を実現

2025年4月3日には発表会&アンバサダー就任記念イベントを開催。東武マーケティング マーケティング部 課長 峯田基央氏は、東武カード設立後から徐々に増加してきた会員数が、顧客層の高齢化と新規顧客層の獲得が進んでいない点を要因に、近年は横ばいまたは減少傾向にあることを触れたうえで、新しい東武カードでは若年層やビジネスパーソンを中心とした新規顧客層の獲得への意向を示した。

また、「タッチ決済やモバイル決済など業界標準の機能搭載はもちろん、東武グループのシナジーを活かした観光施設や鉄道利用者へのアプローチ強化、業界最高水準のポイント還元率の実現」について説明するとともに、スマートフォン保険導入といった若年層を取り入れるためのサービス内容を示した。

なお、新たな東武カードの初年度発行枚数は47.5万枚、5年後には100万枚の発行を目標として掲げるという。

東武マーケティング株式会社 峯田氏 ※画像元:東武マーケティング株式会社が新しい東武カードの公式HP新規立ち上げにecbeing社のCMS「UNITE(ユナイト)」を採用(株式会社ecbeing)

ポイントは「TOBU MALL」での買い物にも利用可能

新しい東武カードは、TOBUの新定番「東武カード(スタンダード)」、安心の保証と高いポイント還元率の「東武カードゴールド」、完全招待制の「東武カードVIP」の3種類が用意されている。

※画像元:東武マーケティング株式会社が新しい東武カードの公式HP新規立ち上げにecbeing社のCMS「UNITE(ユナイト)」を採用(株式会社ecbeing)

通常のカード決済によるポイント還元はもちろん、東武百貨店や東武グループ商業施設での決済、さらにはモバイルのPASMO定期券やオートチャージなどでは、ポイントが高還元率で付与される。

さらに、たまったポイントは、「1ポイント=1円」としてTOBU POINT加盟店でのレジなどで利用できる他、東武グループが企画運営するECモール「TOBU MALL」での買い物にも利用可能だ。

「TOBU MALL」には、ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」が採用・導入されている。新たなカードと公式HPからどのようなグループシナジーが生まれるのか。今後の展開に期待しつつ、5月の発行を待ちたい。


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