「Bカート」が「CROSS MALL」と自動連携を開始

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ECのミカタ編集部

BtoB ECプラットフォーム「Bカート」が複数ネットショップ一元管理クラウドサービス「CROSS MALL」との自動連携を開始

BtoB ECプラットフォーム「Bカート」を提供する株式会社Daiは2025年10月30日、株式会社アイルが提供する複数ネットショップ一元管理クラウドサービス「CROSS MALL (クロスモール)」と「Bカート」の、API連携の開始と共に「Bカートアプリストア」への掲載を開始したことを公表した。

CROSS MALLの注文情報をBカートサイトへ自動連携

今回の連携により、Bカートを用いた自社BtoB ECサイトと併せて複数のネットショップを運営する企業は、CROSS MALLで管理している注文情報をBカートサイトに自動連携し、反映できるようになる。

Bカートに新規注文が入ると、その情報をCROSS MALLへ連携。CROSS MALLで管理している、全てのネットショップに対しその在庫増減情報が反映される。

また、他ネットショップでの新規注文により在庫増減が起きた場合も、その情報をBカート側へ連携する。

※画像元:BtoB ECプラットフォーム「Bカート」が複数ネットショップ一元管理クラウドサービス「CROSS MALL」との自動連携を開始(株式会社Dai)

業務効率化、販売促進効果も期待

「Bカート」はBtoBの受発注業務をクラウド化する、カートサービスである。一方、CROSS MALLは商品登録・在庫管理・受注管理・発注・仕入れといったネットショップ/ECを運営に必要な業務を、一元で管理できるクラウドサービスである。

今回の連携によって、Web上での販売チャネル数を問わず注文情報を一元管理し、常に最新の在庫数をサイト上に反映できるようになる。

Daiは本件について、「売り残しリスクを軽減した商品の出品が可能となるため、業務効率化はもちろん、販売促進の効果も期待できます」とコメントしている。多くの事業者にとって、業務効率化と売上向上につながる連携として大きな期待が寄せられるだろう。