北欧発フードロス削減アプリ「Too Good To Go」日本初上陸 都内一部地域でサービス開始
北欧発フードロス削減アプリ「Too Good To Go」を運営するToo Good To Go(本社、デンマーク)の日本法人、Too Good To Go Japan株式会社は、2026年1月28日、グローバル展開21カ国目として日本でのサービスを開始したことを発表した。
日本がアジア初の展開国に
「Too Good To Go」は、これまで世界20カ国で展開し、累計5億食以上のフードロスを削減してきた北欧発のフードロス削減アプリ。レストラン、カフェ、コンビニ、スーパーマーケット、ベーカリーなどの店舗で発生する、まだまだおいしく食べられる余った食品と、それをおトクに購入したいユーザーをアプリでつなぐ。
ユーザーはアプリ上で現在地やエリアから対象店舗を探し、「サプライズバッグ」を予約。指定された引き取り時間に店舗へ行き、スマートフォンの画面を提示すると、商品をスムーズに受け取ることができる。
今回、日本でのサービス提供にあたり、駅名でエリアを検索し近隣の店舗を探す「駅名検索機能」も日本限定でローンチ。なお、日本は同サービスにとってアジア初の展開国となる。
◆利用方法

※画像参照:北欧発フードロス削減アプリ「Too Good To Go」提供開始(Too Good To Go Japan株式会社)
新宿・渋谷・目黒エリアを中心に連携開始
まずは新宿・渋谷・目黒エリアを中心に、80店舗以上のパートナー企業と連携を開始する。
「クリスピー・クリーム・ドーナツ」や「ファミリーマート」、「NewDays」といったブランドから、SNSで人気を誇る「Dream On」のような地域の名店まで、幅広い提携店舗とともに実施。まだまだおいしく食べられる食品を詰め合わせた福袋のようなセットを、半額以下(一部店舗を除く)の手頃な価格で「サプライズバッグ」として提供する。
◆パートナー企業の一部(2026年1月時点)
※画像参照:北欧発フードロス削減アプリ「Too Good To Go」提供開始(Too Good To Go Japan株式会社)
※ファミリーマートに限り、定価の半額以下となる「サプライズバッグ」に加え、各店頭で実施しているエコ割での値下げ商品(単品商品)もアプリ内で販売。単品販売の商品につきましては、エコ割商品のため半額以下の対象外となる。
フードロス削減を“当たり前の選択”に
Too Good To Go Japan 代表取締役 大尾嘉宏人氏は、本件について次のようにコメントしている。
「Too Good To Goのサービスを通じて、その想いをつなぐことで、誰もが日常の中で無理なく取り組めるアクションを広げ、フードロス削減を特別なことではなく“当たり前の選択”として根付かせていきたい。それが、日本全体の意識を高め、社会を、そして地球をより元気にしていく大きな力になると信じています」
「もったいない」の精神が根付く日本においても、フードロスは依然として大きな課題となっている。日本は2030年度までの食品ロス削減目標(事業系食品ロスを2000年度比で50%削減)を2020年に達成。「3分の1ルール」を「2分の1ルール」へと緩和する動きも、政府主導で進められている。おいしく「もったいない」を解消する選択肢が生活者の日常に浸透する流れは、今後さらに加速していくことが予想される。
また、オンラインで購入して、店舗で受け取るという購買体験も国内で徐々に広がりつつある。グローバルで21カ国に展開するToo Good To Goの日本参入は、ECと実店舗の関係性が新たな段階に入っていることを示す一例ともいえるだろう。


