メルカリ、7月の取引トレンド発表 「暑さ対策・冷却グッズ」が昨年比約10%増

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ECのミカタ編集部

「メルカリ」トレンド通信 7月「暑さ対策・冷却グッズ」の取引件数は、昨年同月比で約10%増最も取引された商品は「空調服」、取引数は昨年同月比1.7倍増 ※対象期間:2025年7月1日〜7月31日。「メルカリ」における「暑さ対策、冷感グッズ」カテゴリのうち、取引数上位カテゴリのランキング

株式会社メルカリは2025年8月8日、「『メルカリ』トレンド通信」として7月に「メルカリ」での取引が活発化したアイテムなどを公表。2025年7月の「暑さ対策・冷却グッズ」カテゴリーの取引数は、昨年7月と比較して約10%増加していることがわかった。

「暑さ対策・冷却グッズ」が伸長

2025年の夏は日本国内歴代最高気温を更新するなど、猛暑が続いている。メルカリの発表によれば、2025年5月と、暑さが本格化した7月の「メルカリ」の商品カテゴリー別取引数において、取引数が伸びた商品カテゴリーのTOP3は1位「プール」、2位「水遊び」、3位「暑さ対策・冷感グッズ」となった。

※対象期間:2025年5月1日〜5月31日、7月1日〜7月31日 取引数100件以上のカテゴリのうち、取引数の伸長率が高い順にランキング化

※画像出典:「メルカリ」トレンド通信 7月(株式会社メルカリ)

また、2024年7月と2025年7月の「暑さ対策・冷却グッズ」カテゴリーの取引数を比較した結果、今年は昨年比で約10%増加していることがわかった。

中でも「空調服」の伸びが際立ち、取引数は前年の約1.7倍に増加。昨年1位だった「ネッククーラー」を抜き、今年は同カテゴリーで最も取引数の多い商品となった。

「冷感ポンチョ」が前年比65倍に

「暑さ対策・冷却グッズ」カテゴリーの中で、取引数の絶対値ではTOP5入りはならなかったが、昨年からの伸び率で目立ったのは「冷感ポンチョ」。2024年7月と2025年7月を比較すると、その取引数は約65倍に増えたという。

※画像出典:「メルカリ」トレンド通信 7月(株式会社メルカリ)

メルカリは「冷感ポンチョ」について、「TVなどで紹介されることもしばしばで、夏フェスなどの屋外でのイベントや部活動で活用するシーンが増えているのかもしれません」と考察している。

記録的な猛暑の影響は「メルカリ」での取引にも影響を与えているようだ。「メルカリ」を含め、引き続きリユースEC市場のトレンドを追っていきたい。

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