ソウルドアウト、Yahoo!と提携で関係強化

記者の論点:もともとソウルドアウトはYahoo!プロモーションの正規代理店であり、今回の提携によってさらに関係性が強化された。

2社の連携でWebマーケティングの市場開拓!

 ソウルドアウト株式会社(以下「ソウルドアウト」)は、1月5日に、日本国内の中小企業のWebマーケティング領域における市場拡大に向けてヤフー株式会社(以下「Yahoo!」)と業務提携契約を締結したことを発表した。

また、今回の業務提携契約の締結を受けて、ソウルドアウトの親会社である株式会社オプトホールディング(以下「オプトホールディング」)は、保有するソウルドアウト株式の一部を1月14日付でヤフーに譲渡したことも併せて発表された。

日本国内の中小企業におけるWebマーケティング領域の新市場の創造、および拡大を実現することが今回の提携の目的だ。

Webマーケティングにおけるネット広告市場は、大企業や大都市圏を中心に年々拡大している。一方で、地方や中小企業の多くは未実施であり、市場全体に行き渡っているとは言い難い状況だ。

ソウルドアウトは中小・ベンチャー企業向けにWebマーケティング支援を行っている。今回の提携を通じて、全国の中小企業に対し、よりWebマーケティングを活用して稼ぐ力を養い、生産性向上に貢献していくことを使命ととらえて活動していくという。

業務提携の主な内容としては、Webマーケティング領域における包括的な業務提携を行い、中小企業向けサービスを提供していく。また、この提携により営業連携を強化し、特に地方の企業に対して、ソウルドアウトの地方営業拠点を活用して提案を強化し、稼ぐ力の実現に向けて活動していくという。

もともとソウルドアウトはYahoo!プロモーション広告の正規代理店であり、今回の提携によってYahoo!との関係をさらに強化され、店舗数の多いYahoo!ショッピングなど出店しているショップに対してWebマーケティング活用した支援を行うことができるようになる。一方、Yahoo!は安定した広告販売ができるようになる。大小問わず、モールにおける戦略がより具体的に、組むことができる契機となり、基盤の磐石な店舗が増えるキッカケになることを祈りたい。