One to Oneコミュニケーションを一番利用されているツールで実現
ECでのコミュニケーションの中心はメルマガという店舗は多いだろう。一方、コミュニケーションツールは若い世代を中心にLINEにシフトしている実態もある。そんな中、Eコマースプラットフォーム「FutureShop2」ではいち早く2016年8月にLINEの「OfficialWebApp」オプションを提供開始。その効果を事業戦略部部長、安原貴之氏に伺った。
高い開封率と即時性が自社ECの強い味方に
自社ECの醍醐味は何と言っても顧客とのコミュニケーションを通じて、継続してご購入頂き、支持してもらえるファンを作り出せること。そのためには、顧客を知り、「自分だけの特別な情報」の提供が重要です。
FutureShop2では属性や購入履歴から送信先を絞り込んだメールマガジンが送信できますが、若年層を中心にコミュニケーションツールはメールからメッセンジャーアプリに移行しています。関係のある情報を提供しても、相手によってはメールでは見てもらう機会が少なく、メールマガジンの効果が薄れてしまっていることが課題だと考えていました。
そこで、日本でいま一番利用されているLINEの「OfficialWebApp」オプションをFutureShop2でも提供開始しました。
これにより自社ECのIDとLINEアカウントを連携いただいた顧客に対し、属性や購入履歴で絞り込み、LINE宛てにメッセージを送ることができます。
ご利用状況を見てみると、メルマガに比べLINEは送信後ほんの数秒で内容を確認し、自社ECサイトにアクセスする方が多いことが分かりました。日々利用するLINEにメッセージを届けられることは自社ECにとって大きな強みになると考えています。
実際、OfficialWebAppを活用することで送客率45.6%を達成した驚異的な店舗様もいらっしゃいます。
オムニチャネルでも効果を発揮!? 意外な活用法
弊社のオムニチャネルECプラットフォーム「FutureShop2X」で効果を発揮している導入店舗様もいらっしゃいます。「LINEログイン」を利用し、メンバーズカードをLINEアプリから最短1タップで呼び出せるのです。
これによりカードを忘れることなく「何を実店舗でお買い上げいただいたか」が蓄積され、顧客の購買行動が分かり、コミュニケーションが「深化」します。オムニチャネル化が進んでも、LINEを軸にチャネルを横断した行動が分かるのは、One to Oneコミュニケーション実現に大きく効果を発揮すると考えています。
LINEの効果を最大化するFutureShop2
この「OfficialWebApp」を最大限に使いこなすには、ECのプラットフォーム側の機能も重要です。「気持ちに近い」ツールである、LINEとのID連携を行っていただけるのは、店舗やブランドのファンや興味がある方のはず。ファン化への機能が豊富で顧客を動かせるFutureShop2だからこそ、LINEとのID連携促進や、連携後のコミュニケーションの効果を最大限発揮できるのです。
「FutureShop2」3つのポイント
1、開発不要で自社ECとのLINE連携を実現
2、オムニチャネルでも効果を発揮
3、ファン化を促進。顧客を動かせる機能豊富
<ECのミカタ通信 2017 SPRING vol.13より抜粋>