ECのミカタが実践! WEB接客ツールでコンバージョンは本当に増えるのか!?

福島 れい [PR]

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 ECサイト上のお客様を接客し、コンバージョンアップや顧客満足度の向上を目指すWEB接客ツール。なかでも、無料~安価で導入でき、AIの利用で手間をかけずにコンバージョンが増えると注目を集めているのが、「ecコンシェル」だ。今回は、ECのミカタでecコンシェルの有料版を導入し、ecコンシェルではどのようなことができるのか?また、本当に成果が出るのか、を検証した。

WEB接客ツールの種類と特徴

 WEB接客ツールは「ポップアップ型」と「チャット型」の2つの種類に分けられる。ポップアップ型はポップアップ形式でクーポンやおすすめ商品など任意のコンテンツを提示し、購入率や購入単価アップを目的に利用される。直接的な成果を上げることにおいて優秀なWEB接客ツールと言える。一方のチャット型は訪問者との対話を目的として利用され、ユーザーとのエンゲージメントを強めることに優れている。

 今回、ECのミカタで利用した「ecコンシェル」はポップアップ型のWEB接客ツールにあたり、管理画面上でいくつかの条件を設定するだけで、ユーザーに合わせたクリエイティブを表示し、コンバージョン率や売上額を向上・改善するよう設計されている。

 特徴的なのは、自動でA/Bテストを実施する機能を備えており、効果検証と改善に手間がかからない点だ。ここにはディープラーニングの最先端技術を持つPKSHA Technology社のAI技術が活かされており、ユーザーごとに最適と判断したクリエイティブを表示する。

ecコンシェル|NTTドコモ

では早速、ECのミカタで行った施策を踏まえつつ、ECサイトでの活用法を見ていこう。

はじめての訪問者に「ようこそ ECのミカタへ!」

はじめての訪問者に「ようこそ ECのミカタへ!」  クリエイティブイメージ

 ひとつめは、はじめて訪れたユーザーを会員登録につなげるという重要な施策だ。 はじめてサイトに訪れた方に向けて「ようこそ」バナーを配信した。 バナーの設置にあたり、「ecコンシェル」の管理画面上で、下記の条件を設定した。

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配信対象セグメント:訪問回数が1回に等しい
配信頻度設定:ユーザー単位で1回表示
画面内配信トリガー:3秒経過後
配信対象ページ:全ページ
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 初めて来訪したユーザーに対し、来訪から3秒後に、1度だけバナーを提示。そのユーザーが会員登録をした場合、コンバージョンとするというものだ。ECサイトに置き換えて考えると、始めて訪れたユーザーに「初回限定クーポン」を配布するなどがこれにあたるだろう。

※管理画面に「同じ条件下で、何もしなかった場合」と比較した数値が表示されており、導入効果を簡単に検証できる。

 集客コストが高騰するなか、しっかり利益を上げるには、サイトに訪れたユーザーを購入につなげ、その先のリピーターへと育成していく必要がある。購入後のユーザーに対しアプローチをするリピート施策が注目されがちだが、そもそも初回の購入がなければ、リピート施策を行うことはできない。来訪者を購入に導き、ユーザー属性やメールアドレス、住所などを得てこそ、リピート施策に取り組むことができるのだ。

  ECのミカタではこのバナーを経由して1か月間に200名以上が会員登録をしてくれた。初回訪問のユーザーに会員登録のメリットを訴求できたことは大きな価値があるだろう。

会員登録をしようとする人に「4大メリット」の紹介

会員登録をしようとする人に「4大メリット」の紹介  クリエイティブイメージ

 続いて行った施策は、会員登録フォーム上に滞在するユーザーに対して配信する「ECのミカタ会員の4大メリット」の紹介だ。「ecコンシェル」の導入前は、会員登録フォームまでたどり着いたにも関わらず、離脱してしまうユーザーが多く、離脱防止策に頭を悩ませていた。

 ここで、会員メリットを提示することで、意欲を高め、離脱率を下げようというのが、この施策の狙いだ。ECサイトでは、「かご落ち防止」施策がこれにあたるだろう。

設定した条件は下記。
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配信対象セグメント:過去に会員登録0回のみ
配信頻度設定:ユーザー単位で1回表示する
画面内配信トリガー:1秒配信後
配信対象ページ:会員登録ページ
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 この施策にあたり工夫した点は、会員登録フォームからユーザーが離れてしまわないよう、リンク先コンテンツを「新しいタブ」で表示していることだ。「ecコンシェル」は遷移先の表示法なども簡単に設定できた。「4大メリット」の訴求により、1か月間で300名近い会員獲得に成功、コンバージョン率は27.5%となった。

 ECサイトで実施する場合には、購入ページで「あと○○円で送料無料」といったアップセルを促すバナーや、買い物かごに商品を入れたまま離脱し、再訪したユーザーに対し「お買い忘れはありませんか?」といったバナーなどを提示することが考えられるだろう。

A/Bテストで成果を上げた「セミナー集客」

A/Bテストで成果を上げた「セミナー集客」  クリエイティブイメージ

 ECのミカタでは、EC運営に役立つセミナーの情報も公開している。今回はそのなかの1つ、「自社サイトのSEO・スマホ対策」に関するセミナーの集客に「ecコンシェル」を活用した。ここで重宝したのは、A/Bテストを自動で行い、効果の高いクリエイティブを優先して出しわける機能。はじめに設定して以降、効果検証と結果の反映に手がかからず、他の施策に力をかけつつ、成果を出すことができた。

設定した条件は下記。
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配信対象セグメント:過去にセミナー申込0回のみ
配信頻度設定:セッション単位で1回表示
画面内配信トリガー:3秒経過後
配信対象ページ:セミナーページ
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ここでは上記に加え、A/Bテストを実施できるよう、1つの条件に対し、3つのクリエイティブを設定した。

  設定画面のイメージ

 結果、効果の高かったものでCVR5.8%、低かったものでもCVR5.0%となり、集客に大きく貢献してくれた。「ecコンシェル」のA/Bテスト機能は、条件とクリエイティブの設定以降、「A/Bテスト」と「結果反映」を30分単位で自動で行うもの。これによって、効果の高いシナリオの配信を増やし、低いシナリオの配信を減らすため、自動で最適化が行われている。

 ECサイトにおいても、バナーの設置やポップアップに利用するクリエイティブの効果検証は、CVRや売上に大きな影響を与える。しかしPDCAの繰り返しが鍵を握る、A/Bテストを手作業で行うには、それなりの工数がかかり、対応しきれないという場合も少なくない。ここを自動最適化できることが「ecコンシェル」の大きな魅力となっている。

まずは無料から!「ecコンシェル」を導入しよう

 ECのミカタでは、「ecコンシェル」の有料版を利用したが、無料版も機能が充実しており、永年無料で利用できる。WEB接客の強化やCVアップ施策を考えているECサイトは、まず無料版から導入してみてはいかがだろうか。

「ecコンシェル」の導入はこちらから

 「ecコンシェル」の魅力は、使い方が簡単で自動最適化が行われること。今回は3つの活用例をご紹介したが、ブランドイメージや商品特性等に応じて、様々な活用法があるだろう。「ecコンシェル」をうまく活用して、CVRを改善してほしい。


記者プロフィール

福島 れい

ECのミカタ編集部に所属するバドミントンと和服、旅好きの記者、通称れーちゃん。ミニ特集「アパレルECの未来(https://goo.gl/uFvr2C)」等、これからEC業界がどんな風に発展していくのか。に注目しながら執筆しています。2017年の執筆テーマは、”私にしか書けない記事をタイムリーに”。

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