Amazon Payの導入がますます拡大! 安心・便利な決済で購入を後押しする
サービス開始から3年目を迎え、導入ECサイトを急速に拡大し、認知を高めつつあるAmazon Pay。
Amazon Payは、ユーザーとECサイトの事業者にどんなメリットをもたらし、何を変え、どこを目指すのでしょうか。アマゾンジャパン合同会社Amazon Pay事業本部シニアマネージャー、豊留 隆央氏にお話を伺いました。
利用事業者数の増加と広がるサービスカテゴリー
Amazon Payは、企業の規模や業種、販売商品を問わず、さまざまなECサイトにご利用いただいています。
ZOZOTOWNやファッションブランドのCOACH、家電を販売するコジマネットに加え、最近ではJTBのるるぶトラベルツアーでもご利用いただけるようになりました。また、ブラウザだけではなくアプリにも導入可能となり、お客様により身近にAmazon Payをご利用いただける環境が整ってきました。
Amazonには『地球上で最も豊富な品揃え』というビジョンがあります。Amazon Payの利用可能ネットワークが広がることで、Amazon.co.jp以外のECサイトでも商品やサービスのお買い物を簡単・便利にお楽しみいただける様になります。
Amazon Payを通じて、お客様により多くの品揃えを提供し続けることが、私たちの果たすべき役割だと考えています。
Amazonへの信頼感が新規開拓と購入を後押し
Amazonは米国でのサービス開始から20年以上が経ち、世界で多くのお客様にご利用いただいています。
Amazon Pay導入企業様からは「Amazonアカウントが使えるなら、オンラインで買ってみようと、Amazonというブランドに対する信頼感がお客様の購入を後押ししているようです」とのお声をいただきます。
また、Amazonアカウントの登録情報を使ってお買い物いただけるAmazon Payでは、新たにカード情報や配送先情報などを入力しなくて済むことに加え、万が一の時にはマーケットプレイス保証が適用されます(一部の商品や状況にはマーケットプレイス保証は適用されません)。こうした点から、「Amazon Payの導入により、お客様に安心してオンラインショッピングをご利用いただける環境が提供できるようになった」という反響もいただいています。
Amazon Payの導入前後において、新規顧客の獲得率やコンバージョン率の向上といった効果が確認できたという導入企業様が多くいらっしゃいます。さらに、Amazon Payをマーケティング費用の最適化を促進するツールのひとつと捉えるEC事業者様もいらっしゃるようです。
便利なお買い物体験でお客様も事業者様もハッピーに
Amazonアカウントをお持ちのお客様が、他のECサイトでもAmazon.co.jpと同じように安心して便利にお買い物できることが重要です。
そして、「この商品、このサービスが欲しい!」と思ったその瞬間に、お客様のニーズにお応えしていきたいと考えています。商品情報を調べ、ナビゲートされてサイトを訪れたのに、ログインに必要なIDやパスワードが思い出せなかったり、会員登録の手続きが負担になって、途中で購入を諦めてしまうような体験は非常に残念ですよね。お客様がスムーズにお買い物できることが、ECサイトの事業者様にとっても嬉しいことだと思います。
Amazon Payは、都度のお買い物だけでなく、定期購入にもご利用いただけます。健康食品などの単品商品を販売するECサイトでは、定期購入を推奨するランディングページを設けるケースが多いと思いますが、このランディングページにAmazon Payを組み込んでいただければ、お客様はお気に入りの商品の定期購入手続きをワンクリックで完了させることができます。
導入へのハードルが低いこともAmazon Payの魅力
昨年より、導入を希望されるEC事業者様のアカウント登録プロセスが簡略化されました。また、Amazon Payをカートのメニューとして提供くださるカートプロバイダー事業者様やシステムプロバイダー様も増えており、EC事業者様にとって今まで以上に、導入いただきやすくなっているものと思います。
さらに、開発者向けのツールや導入説明書の改善に加え、開発者を対象としたミートアップイベントの開催など、自社でECサイトを構築している販売事業者様向けに、Amazon Payの導入に向けた技術的なソリューションの提供にも努めています。
Amazon Payの導入をサポートするエンジニアが増えることで、EC事業者様の負荷を軽減するともに、より多くのお客様に利便性の高いショッピング体験を提供できると考えています。
また、カートプロバイダー様やシステムプロバイダー様のご協力のおかげで、導入企業の裾野の拡大につながっています。
開発者向けの技術的な支援だけではなく、販売分析に必要なレポート機能をAmazon Payの管理画面に装備するなど、EC事業者様にとっての利便性の強化にも日々取り組んでいます。また、ご要望をいただいている個人事業者様に向けたサービス展開も検討しています。
Amazon Payが目指す未来
Amazon Payでは、世界のどこにいても、1つのAmazonアカウントでお客様に安心して便利にお買い物をお楽しみいただくことを目指しています。
アメリカでは、実店舗での決済のほか、クラウドベースの音声サービス「Alexa」に対応した「Amazon Echo」などのデバイスを使った音声による決済でも、Amazon Payが使われています。また、日本のAmazonオフィスにある社員用カフェでは、Amazon Payにより、社員証を使ったキャッシュレスでの支払いができるようになっています。
Amazon Payでは、引き続き、より簡単に決済でき、お買い物そのものをお楽しみいただける体験の提供を追求することで、EC事業者様のビジネス拡大を支援していきたいと考えています。
<ECのミカタ通信 2018 SPRING vol.15より抜粋>