EC急拡大のナルミヤ・インターナショナルその成長を支える“在庫管理”の仕組みとは?

ECのミカタ編集部 [PR]

左:株式会社ソフテル EC事業部 執行役員 早矢仕 忠氏
中央:株式会社ナルミヤ・インターナショナル イーコマース営業部 マネージャー 後藤 公宏氏
右:株式会社ナルミヤ・インターナショナル イーコマース営業部 マネージャー 村野 紀之氏

子供服やベビー服などを全国約750店舗で販売し、近年はEC事業も急拡大しているナルミヤ・インターナショナル。EC事業の成長の裏には、在庫管理システムを使った効率的な在庫管理の仕組みがありました。在庫管理システムベンダーのソフテルを交え、ナルミヤ・インターナショナルの好調の理由に迫ります。

在庫統合で成長基盤を強化

―まずは、ナルミヤ・インターナショナルさんのEC事業の概要を教えてください。

後藤 EC事業では現在、本店(自社ECサイト)、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング、ZOZOTOWNなどで子供服やベビー服を販売しています。連結売上高に占めるECの比率は約15%。2019年2月期のEC売上高は、前期比2桁増を見込んでいます。

村野 EC事業は、会社の成長戦略における重要な販売チャネルです。ECへの投資も積極的に行っており、2018年8月には本店をリニューアルしました。また、業務効率化や売上拡大を目的に、ソフテルさんの「通販する蔵」を活用して、本店と楽天市場、アマゾン、Yahoo!ショッピングの在庫一元化を実施しました。

―EC事業を成長させていく上で、在庫管理は非常に重要なポイントになりますね。

後藤 その通りです。実際、4つの店舗の在庫を一元化したことで、業務効率が進んだほか、EC事業の成長基盤をより強固にすることができたと感じています。以前は各店舗の在庫を、それぞれの管理画面で管理していたため、とても手間が掛かっていました。また、店舗間で在庫を移動するときは、いちいち手作業で処理しなくてはならず、すごく大変だったんです。

それに加え、各店舗に在庫が偏在することで、ある店舗では在庫が残っているのに、別の店舗では売り切れになるなど、機会損失が発生することも大きな課題でした。

――「通販する蔵」を導入したことで、そうした課題は解消されましたか?

村野 4店舗それぞれの管理画面で行っていた在庫管理業務を、「通販する蔵」の管理画面1つで行えるようになったことで、業務量が大幅に減りました。在庫の偏在による機会損失もなくなり、売り上げへの効果も現れています。

早矢仕 そのような成果が出ていて良かったです。ナルミヤ・インターナショナルさんが抱えていたような在庫管理の悩みは、多くの小売企業やEC事業者に共通する課題です。同じようなご相談をいただいて「通販する蔵」を導入するケースも増えていますよ。

「カスタマイズ」が最大の魅力

「カスタマイズ」が最大の魅力

――ECの在庫一元化ツールはたくさんありますが、ナルミヤ・インターナショナルさんは、なぜ「通販する蔵」を選んだのですか?

後藤 システムをカスタマイズできるからです。弊社の場合、在庫を一元化するには、基幹システムに登録している商品情報を本店や各モールとつなぎこむなど、個別のシステム開発が必要でした。

そのため、パッケージ型の在庫管理システムでは、理想とする業務フローを実現することが難しかったんです。カスタマイズできることが、「通販する蔵」の魅力だと思います。

早矢仕 在庫管理の方法や、出荷フローなどは、企業ごとに異なります。特に、リアル店舗を持っている企業の場合、独自の在庫管理の仕組みが必要になるでしょう。企業ごとのニーズにお応えするために、弊社では、お客さまごとに最適なシステムの形をご提案しています。弊社は「通販する蔵」で年間流通額2,000億円の実績とノウハウを生かして、実運用を意識し、可能な限り業務改善効果を大きくするためのカスタマイズや機能調整などを行います。

村野 ソフテルさんは「通販する蔵」を導入する前、システムの仕様設計などについて、専門家の視点で助言してくださいました。在庫管理システムの開発経験が豊富で、ECモールの仕様にも詳しいソフテルさんから、導入後も含めてサポートしてもらえるのは頼もしいですよ。

後藤 「通販する蔵」を選んだもう1つの理由は、本店で使っているECパッケージ「ECbeing」との連携が可能だったことです。多くのECパッケージやASPショッピングカートなどと連携できる点も、「通販する蔵」の優れている点だと思います。

充実のサポートで安心

――ソフテルさんは、サポート体制も充実していると聞きました。

早矢仕 EC業界は変化も激しいため、安心して店舗運営をして頂けるよう、サポートにも注力しております。

村野 安心のサポート体制は運用担当者として、とても心強いです。いざというときに、素早く親身に対応してくださるのは、本当にありがたいと思っています。

ネットとリアルを融合

――ナルミヤ・インターナショナルさんは今後、EC事業をどのように展開していく計画でしょうか。

後藤 大きな方向性としては、リアルとネットを融合し、お客さまにとって便利な顧客体験を提供していきます。

早矢仕 実際、実店舗を持つ企業からは、ポイント共通化や店舗受取り対応など、オムニチャネル化を意識した相談は増加傾向にあります。

実店舗を持つ企業では在庫管理についても課題を抱えているケースが多く、オムニチャネルの在庫管理システムとして、「通販する蔵」をご利用いただくケースも増えているんです。

ECであれ実店舗であれ、これからもバックオフィスの効率化・自動化を通じて、ナルミヤ・インターナショナルさんの成長をサポートしていきたいです。

<「ECのミカタ通信vol.17」より転載>

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