EC×旅という新しいO2Oの形!LCCのPeachが自社サイト運営に「HIT-MALL」を選んだ理由

ECのミカタ編集部 [PR]

Peach Aviation株式会社  左:イノベーション本部 コアシステム部 ウェブアーキテクト&オペレーション課 課長 中嶋哲也氏 右:営業統括本部 営業推進部 Buying & Merchandiseプランナー 越出あい香氏 Peach Aviation株式会社
左:イノベーション本部 コアシステム部 ウェブアーキテクト&オペレーション課 課長 中嶋哲也氏
右:営業統括本部 営業推進部 Buying & Merchandiseプランナー 越出あい香氏

日本初のLCCとして国内外に路線を拡大中の航空会社、Peach 。同社は機内販売のイメージが強いエアライングッズを、自社ECサイト「PEACH SHOP ONLINE」でも販売している。そのサイト構築から運営までをトータルでサポートしているのがアイテック阪急阪神株式会社だ。アイテック阪急阪神株式会社は拡張性の高いECサイト構築パッケージをベースとしたEC構築・運営サービス「HIT-MALL」を提供している。今回はサービス導入の経緯と導入後の効果について、Peach イノベーション本部 コアシステム部 ウェブアーキテクト&オペレーション課 課長 中嶋哲也氏、営業統括本部 営業推進部の越出あい香氏に伺った。

拡張性を考えて自社ECを検討

拡張性を考えて自社ECを検討

Peach では、自社ECサイトを構築する以前、他社でECサイトを運営していた。しかし、将来的なサイト運営を考えると不十分な点があり、自社ECサイト構築・運営を検討し始めたという。

「ただECサイトを運営するだけではなく、エアラインの事業にも通じる『気軽に旅を楽しんでいただく』というコンテクストのなかで、商品を扱ってきたいと考えていました。『気軽旅』という言い方をしていますが、思い立ったときに気軽に旅に出ることができて、その旅をより楽に便利にするグッズの提案をタイムリーにしていきたい。けれども、当時のサイトではデータの取得や分析、連携などが思うようにできず、2018年の始めごろから、自社ECサイトのプラットフォームの利用を検討し始めました」。(中嶋氏)

検討にあたっては、コストをある程度抑えつつも、将来的な拡張性があるかという点が重要なポイントとなった。また、物流サービスについても変更を検討しており、システム連携に関しても検討のポイントとなっていたという。

「『HIT-MALL』は、自社EC運営に必要な機能を一通り備えたミドルレンジのASPサービスのなかで、拡張性が一番大きいプラットフォームでした。自社ECサイトでは、いずれは航空券の予約サイトなどと連携して、旅行前の準備など、より大きなカスタマージャーニーのなかで商品を購入してもらいたいという将来像をお話ししたときに、そういった拡張もお手伝いますと言っていただいたのが決め手になりましたね。電鉄関連のシステム会社ということで信頼感もありました」。(中嶋氏)

「HIT-MALL」導入で販促に活かせるデータの抽出が可能に

自社ECサイトがオープンしたのは2018年11月。導入は非常にスムースで、「HIT-MALL」導入後は、データ処理や分析などの業務がかなり効率化したそうだ。物流サービスについては、千趣会の共同提案により、物流からカスタマーサポートまでをトータルで委託している。

「以前は面倒に感じていたデータ処理が、意識しないくらい簡単にできるようになりました。ECサイト運営に必要になる基本的な分析機能もすべて備わっているので、データの抽出や分析も簡単で、販促に活かしやすくなりました」。(中嶋氏)

「いろいろなデータを見ることができるので、お客さまがすごく身近になった感じもします。外注せずとも社内で対応ができるように機能が作ってあるので、ちょっとした調整などすぐに対応できています」。(越出氏)

将来的に、売上が伸びて業務が増えた場合は、アイテック阪急阪神の運用代行サービスを利用することも可能だ。コンテンツ制作からプロモーションや集客施策についても、幅広く対応してもらえる。

EC運営をしながらも自社商品を開発できる体制つくり

EC運営をしながらも自社商品を開発できる体制つくり

中嶋氏は総合通販の会社で10年ほど働いていた経験があり、越出氏はメーカーで商品企画をしていた経験がある。自社ECサイトの運営は、現在、越出氏が専任でマーチャンダイジングを担当しており、中嶋氏は兼任でシステム関連の担当、他に兼任で販促を担当しているスタッフが1名いる。

また、アイテック阪急阪神は、ECサイトを構築して終わりではなく、その後の運営についても細やかなサポートをおこなっている。

「現在、月1回程度の頻度で、アイテック阪急阪神さんと、物流を担当している千趣会さんにも入ってもらって、定例の打ち合わせをおこなっています。お客さまからの問い合わせに関することや、効率化の話、今後の展開についてなど、その都度、さまざまな課題について話し合っています。定期的に打ち合わせの時間を持てるというのはすごく助かりますね」。(中嶋氏)

「PEACH SHOP ONLINE」のターゲット層としては、当初、航空券の販売と同じく20~30代女性を考えていたという。しかし、オープンしてみると、30~40代の航空ファンの男性の利用も多いそうだ。そういった層の人にも評価されるほど、Peachのグッズは、細部までこだわった完成度の高いものなのだ。

また、今後は一緒に商品開発をおこなっていける会社も募集しているそう。

「商品開発の面で、Peachが就航している地域の会社さんと協力して、おもしろいことができると良いなと思っています。すでに商品化しているケースでは、Peachと同じ泉佐野を拠点とする老舗タオルメーカーの神藤タオル株式会社さんとコラボしたオリジナルタオルがあります。商品を通じてその土地に興味を持ち、Peachを使って行ってみたいなと思ってくださるお客さんが増えて、地域が盛り上がってくれると嬉しいです」。(越出氏)

航空会社PeachならではのEC活用法

今後の展開としては、「PEACH SHOP ONLINE」の認知度や売上を向上させていくともに、エアラインのビジネスとの連携を強めていきたいという。

「航空券を買うプロセスでの商品レコメンドや、フライトとECの利用履歴の統合、エアラインのポイントをECでも利用できるようにするなど、エアラインのビジネスとのシナジーを具体的に実現できたらおもしろいと考えています。また、販売している商品への興味や関心をきっかけにした旅の演出の提案もしてみたいです。EC店舗と実店舗という形とはまた違った、O2Oのあり方に挑戦できたら良いなと思っています」。(中嶋氏)

『HIT-MALL』について詳しく知る


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