無料カート「shop by」誕生 ショップ視点を追求した圧倒的なフレキシブルさや決済手数料が魅力

野中 真規子 [PR]

左:NHN godo JAPAN株式会社 営業チーム マーケティンググループ 齋藤浩一 氏
右:NHN godo JAPAN株式会社 営業チーム カスタマーサポートチーム 白井裕子 氏

ECソリューションの開発で豊富な海外実績を持つNHN godo JAPAN株式会社が、2020年9月に初期費用・月額費用無料のECカート「shop by」をリリース。

業界最安級の決済手数料や、他のカートとは一線を画したデザインのフレキシブルさ、さらにショップのニーズに合わせた機能改善も見込んでおり、これからECを始める、あるいはブランドに特化した別店舗をスタートしたい企業はぜひ注目したい。

同社のマーケティンググループの齋藤浩一氏とカスタマーサポートチームの白井裕子氏に、「shop by」の魅力について、今後のEC市場の動向や、新たなショップ展開の際の留意点を踏まえながら伺った。

市場が落ち着いても、消費者に選ばれるサービスを整える

市場が落ち着いても、消費者に選ばれるサービスを整える

――EC市場の現状や、今後予想される動向について教えてください。

齋藤 ECの需要が増えているのはご存知の通りで、この傾向はしばらく続くと思われますが、その後はどこかのタイミングで落ち着いてくるでしょう。EC事業を継続させるには、その時にちゃんと消費者に選ばれるサービスを整えておくことが大切です。

白井 ECを始めるというと「難しそう」とか、逆に「出せば売れる」と両極端なイメージを持つ方が多い印象です。たとえば路面店なら、ただ出せば売り上げ立つかというとそうでないですよね。そこでチラシを作って‥と戦略を考えていくわけですが、ECとなった途端に「SEO対策をすれば大丈夫」「SNSをやらないと」など漠然とした考えに陥る方もいます。そこをECだからと身構えず、リアル店舗と同じ商いとして考えていただきたい、と考えています。

そのためには、これからECで売っていくという強い気持ちが大切です。今はECを始めるためのツールが無料から有料まで、手軽なものから作り込んだものまであり、さらに大手モールもあります。また宣伝のためのSNSもさまざまですが、「これをやれば売れる」というウルトラCがあるわけではありません。

その中で自社のブランドにとって適切なのものを選び、運営する中でわからないことは専属の支援業者に話を聞くなどして戦略を立て、実行していくことが必要でしょう。

齋藤 モールに出店するか独自ドメインでスタートするかで悩む方も多いですが、住宅でいう賃貸か分譲かと同じで、結論はケースバイケース。すでに顧客の基盤とブランド力があればモールに出店するのもありだと思いますが、今はお金のかからない安定したサービスも増えていますので、まずはそこからチャレンジしてもいいのではないでしょうか。

機能を必要最小限に絞り込んだ、本当に使いやすいカートを

機能を必要最小限に絞り込んだ、本当に使いやすいカートを

――「shop by」は、どんな思いで立ち上げられたのでしょうか。

齋藤 よくEC支援企業は「サービスを使うことで運用の時間を減らし、浮いた時間を考えることに使って欲しい」と言います。しかしカートはどちらかというと支援企業側の視点で作られているものも多かったと思います。

たとえば多機能であることは一見親切そうに見えますが、機能をつけると、そのぶん分岐が増えて、こっちをやるためにはこっちもやって‥と機能同士が食い合うことも多く、ショップの視点からすると必ずしも便利になるとは言えません。

そこで弊社はショップ側の視点に立って、必要な機能を絞り、運用しやすいシステムや使いやすいUI/UXを提供し、トラブル時のサポート体制をしっかり行う、といった部分にこだわりながら「shop by」を開発したのです。

――他にもカートサービスがある中で、なぜ今スタートされたのでしょうか。

齋藤 素晴らしい競合サービスはありますが、EC企業は十人十色でフェーズもさまざまです。たとえば機能の選択肢が多いほうがフィットする企業もある一方で、最低限な必要機能を絞っている方が使いやすいという企業もあります。

弊社ではあえて機能を絞り込んだ「shop by」を開発した上で、サービスをよりよくしていくため、1日も早く多くのお客様の声を聞きたいと、今年のリリースに踏み切りました。

コロナの影響もあり、今後EC市場が激変していくだろう中、消費者の生活様式や意識が刻一刻と変わっていくことも見据えながら、サービス自体を作り込みすぎず、開発の余地を残している側面もあります。

白井 実際に使っていただいているお客様とコミュニケーションをとりながら、不明点の解決につなげていくと同時に、弊社としても機能の改善を行い、ショップの成長に合わせたシステムの提供を続ける方向性で進化していく予定でもあります。

shop byの資料ダウンロード

ショップの世界観をありのままに表現できるテンプレート

――「shop by」の魅力について教えてください。

齋藤 まず機能を絞り込んでいる点が特徴です。海外での実績を踏まえて必要な機能を残し、日本のEC市場に合わせた独自機能を追加していきます。たとえば、ショップ運営で欠かせない集客など。shop byは無料のツールですが、電話番号、ID、メールアドレス、氏名などを管理することができるので、DMなどの施策にもお役立ていただけます。その他の機能も順次開発中です。

他のカートに比べて、デザインが圧倒的にフレキシブルにできる点も魅力です。テンプレートを多数用意していますが、そこから画像やテキストを変更できることはもちろん、メニュー数を変更したり、テキストのサイズや位置を変えたり、トップ画像をスライド形式にするなど、ベースの部分から大きく変えることができるのが特徴です。

商品登録画面のテキスト部分を画像に変更することもできるので、通常の商品説明をしてもいいですし、伝えたい思いを表現するLP風のページとして展開することも可能です。

白井 テンプレートが多いカートも魅力的かもしれませんが、「shop by」はあえて25種類程度に絞り、パーツを組み合わせやすいよう工夫しながら、よりショップの世界観を表現しやすいようにしています。無料カートの中で、ここまで柔軟にデザインができるものはないかもしれませんよ。(笑)操作も直感的にノーコードででき、ページデザインとブラウザデザインは連動していますので、変更があれば自動的に反映されます。


画像、商品説明文だけでなく、表現力を生かして無限に素敵なページが作れることは「shop by」ならでは。実際に、私たちでも「本当にshop byを使ったの?」と驚くほど、テンプレートを大胆にアレンジして素敵に作られたショップさんもいます。お客様からも「設定が楽」「ブランドの特徴を損なうことなくデザインできた」などのご感想をいただいています。

1.画像やテキストを組み合わせるだけでショップが作れる

2.ページ数も自由に追加できる。

3.もちろん後からの大きさの変更や移動も可能。

4.ボタンの設置も簡単にできるので、階層構造も簡単に実現。

5.シンプルなショップも賑やかなショップも世界観に合わせて自由自在。

ショップの利益を最優先し、決済手数料は業界最安級3.6%

――決済手数料をここまで下げた理由とは。

齋藤 より良いサービス開発のために多くのショップさんに使っていただきたいという弊社の願いです。弊社の収益性という意味では頑張らなければいけませんが、そのぶん「shop by」を広く使っていただき、いただいた声をヒントにどんどんサービスを磨いていきたいと考えています。

ECを始める時は、社内決裁をとるなどただでさえパワーがいるものです。これからECを始めたい方はもちろん、2、3店舗目にチャレンジしたい方も、売れなければ費用はかかりませんので、リスクなくスタートしていただけます。浮いたお金はぜひ集客に投下していただきたいですね。

激動期にある日本の中小企業に元気になってもらいたい

――「shop by」はどんなEC企業におすすめですか。

齋藤 地方も含め、中小企業様や、スタートアップのショップ様にぜひ活用いただきたいです。EC市場、ひいては日本の経済が回っていくためには、中小企業様に元気になっていただくことが欠かせないと考えているからです。

ショップの世界観やこだわりが表現しやすいため、アパレルや食品、化粧品などのショップ様とはとくに相性がいいと思います。ブランドに特化した2、3店舗目のスタートにもおすすめです。

消費者がECショップに求めるものを考えたとき、安心して買えるという行為だけでなく、ショップが持つ世界観への共感がキーワードになると思います。すでにECを展開している企業が、複数ブランドのうち思い切って1ブランドの世界観を切り出して発信したいというニーズにも、「shop by」ならお応えできると思います。

無料で制作依頼できるキャンペーンも実施中!

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――今後の展望をお聞かせください。

白井 デザインサポートキャンペーンを展開中です。これは「shop by」の中からお好みのテンプレートを選んでいただき、簡単にイメージをお伝えいただければ弊社で画像の手配やデザインを無料で行うものです。

というのも、ECのスタート時にありがちなのですが、デザインは楽しいからやるものの、その後ですぐに売れないと心が折れてしまうショップさんも多いのです。そこで弊社のデザインチームに制作をお任せいただき、ショップさんには販促に注力していただければと考えました。

齋藤 「shop by」は2020年の9月にスタートしたのですが、コロナ禍で関係者やお客様と会えない状況が続きました。我々自身もこの現場の混乱を経験するなかで、あらためて上っ面だけのサービスを作ってはいけない、と気を引き締めています。

今後もより多くの方に「shop by」を活用いただき、積極的にお客様の意見をいただきながら、よりよいサービスの開発を進めていきたいと思います。

shop byの資料はこちら


記者プロフィール

野中 真規子

ライター。著書(電子書籍)『片付けられない、という「思い込み」をなくして、今すぐ片付けるための本』(ハウスキーピング協会)が好評発売中。ECのミカタにおいては、ECサービスのお話から伝わる本質的なメッセージを受け取り、拡散することが歓びです。

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