コストを抑えて自社ブランド商品を作りたい! アパレルOEMの始め方と見落としがちな注意点

ECのミカタ編集部 [PR]

株式会社トップスピードファッション東京 中国工場

コストを抑えて自社ブランド製品を製造したい場合、海外でのOEMを検討する事業者は多いだろう。実際にOEMを始めるにはどのようにしたらよいのか、OEMのメリットやサポート会社の選び方、注意点などについて、中国でのOEM生産から製品買い付け、貿易業務までを行っている、株式会社トップスピードファッション東京(以下、トップスピードファッション東京)の三宅慎一郎氏にお話を伺った。

自社ブランド製品を低価格で、スピーディーに委託製造

――まずは、OEMではどんなことができるのか、メリットなども教えてください。

OEMとは自社ブランド製品の製造委託のこと。工場ですでに作られている完成品や半完成品に自社ブランド名をつけて追加生産する方法と、自社で企画を立てて工場に発注し、生産する方法があります。トップスピードファッション東京では後者の方法で、中国でのOEM生産を受託しています。

OEMの一番のメリットは価格です。中国で製造する場合、素材も人件も安いため、たとえばウールのコートなら日本と同じ生地を使う生産より、3分の1程度のコストで製造することができます。

また稼働力が上がることもメリットです。日本では現在、小さな工場しかなく、1000枚作るのに3ヶ月かかるなど、大きな枚数をスピーディーに作ることは難しい。一方、中国の大規模工場なら1ヶ月で納品できます。サンプルをご確認後にすぐ発注いただければ、そこから生地を取り寄せて縫製する流れで、速い製造が可能です。さらに追加生産の場合は、サンプル確認の工程がないので3週間ほどで納品できます。

実際にOEMをする企業は2通りあって、自社でも生産している商品、多店舗展開などでキャパシティが足りなくなり、OEMで量産するケース。その場合は仕様書やパターン、生地の希望、デザインイメージの指定をして発注する流れになると思います。

もう一つは1から自社ブランドをスタートさせたいというケースです。その場合、どのように始めたらよいかわからないことも多いと思います。中には写真だけを提示して「こんな感じで作って欲しい」とおっしゃる方もいるのですが、漠然としたイメージだと納得のいくサンプルができず、発注側も受注側も時間のロスになってしまいます。イメージだけでなく、ある程度の生地の選定やラフデザインも必要です。そうした材料をもとにリクエストを伺った上で、弊社でデザインし、サンプルを作って確認を取り、生産を進めていくことになります。

さらにコストを削減できる、製品の買い付け委託も

――製品の買い付けを依頼すれば、OEMよりもさらにコストを削減しながら自社ブランド製品を展開できるそうですね。

OEMは確かにオリジナリティの高い商品が作れますが、ロット数が少ない場合は作るより買い付けを利用した方がコストを抑えられるので、年々ニーズは高まっています。最近は日本人の趣向に合うような商品も市場に揃ってきています。

製品買い付けの場合は、希望イメージの資料をいただいて、市場で探したものをご提案することになります。実際に市場を回って商品を探したい場合はアテンドさせていただくことも可能です。ご希望の商品が見つかれば、発注をかけてまとめて日本に輸入しお客様の指定納品場所までサポートいたします。

EC通販の場合は、製品買い付けを利用される事業者が多い傾向にあります。生地や縫製、仕様などに細かいこだわりがある場合はOEMが適していますが、そうでない場合で、ロット数が少ない場合は製品買い付けが向いているといえます。

生地やボタンなど付属品にこだわりがある場合は、それらの素材だけを日本から手配することもできますし、似たものを中国市場で探して取り寄せることも可能です。

OEMや買い付け先としては、韓国も有名です。以前は価格が安く、日本に近いためスピーディーに納品できるという優位性がありましたが、最近は生地の在庫不足や値上がりがあり、納品までの日数も中国と変わらなくなってきているので、よりコストの安い中国での生産を選ぶ方が増えています。

中国で生産、買い付けした製品を輸入する際の注意点とは?

――OEMや買い付けした商品は日本に輸入することになりますね。

貿易で注意したいのは関税です。製品にもよりますが、中国からの輸入では、関税が平均10%、100円の製品ならプラスで10円かかることになります。輸入手数料や、入荷港からの配送料も別途かかります。

安いからといって、中国での生産だけを手掛けている会社に依頼してしまうと、別途輸出入の会社に依頼する手間がかかり、コストも余計にかかることになります。また工場によっては輸出権がない場合もあるので注意が必要です。

中には、30%程度のデポジットを渡さないと製造してくれない工場や、費用を先払いしないと出荷してくれないところもあります。
不良品が生じた場合などの返品では、都度手数料がかかることもあります。
ですから、生産だけではなく、貿易や言語の問題をクリアにしてくれる会社に依頼することが大切です。

日本語、国内決済にも対応しているので安心

――トップスピードファッション東京さんでは、万が一のトラブル時の交渉なども間に入ってくださるそうですね。

現地の商習慣を理解し、中国語も日本語も話せるOEMの専属スタッフが20数名おりますので、不良品などのトラブルについて現地工場と交渉する場合も安心決済も日本国内の方法行っていただけます。

中国の商習慣ではオッケーと言われるようなことでも、日本では許されないことも多いと思います。弊社は製造も、ビジネスも日本的な感覚で行っています。

そもそも弊社では工場で生産するだけでなく、検品まで行った上で出荷します。指定の検品工場があれば、そちらに流すことも可能です。それでも不良品は出ることはありますが、その際も修理、返品処理をしてお客様に負担にならないよう対応策をお伝えしています。

魅力的な中国OEM生産を、より多くの方に活用いただきたい

――今後の展望をお聞かせください。

中国市場も値段が上がり、一時はバングラデシュなどの第三国に生産が流れたこともありましたが、中国よりロットが多く、納期が遅く、安くても在庫が残ってしまう傾向があり、今はまた中国に戻ってくる方も増えました。

日本向け製品の生産に長けている中国で作る魅力はやっぱりあると感じています。多くの方に中国でのOEMを活用していただくために、中国の製品を、どのようにアレンジができるかなどをご提案して、簡単にオーダーできるような仕組みを整えたいですね。

アパレル製造や買い付け、輸入には多くの工程があり、都度コストがかかります。弊社では一括して受託いただくことで、細かい手数料をいただかずにお任せいただけます。

自社ブランドでやりたいことが明確にあって、なおかつロットの大きい生産をお求めならOEMが、100枚など小ロットからEC通販を始めたいなら製品買い付けがおすすめです。最初は製品買い付けからスタートして、成長してからOEMで広げるパターンも多いです。

OEMで問い合わせをいただいても、お話を伺って製品買い付けのほうが適していると思う場合はそのようにご提案いたします。また中国では生地を買うのにミニマムの単位があり、生地がどうしても余りがちなので、同じ生地で他のアイテムなど複数の型を作るなど、コストを抑えるためのご提案もします。貿易にかかる費用を考えても、1つの型を100枚だけ輸入するよりも複数の型を大量に輸入した方がコストパフォーマンスは上がります。

ニーズに応じたご提案をさせていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

トップスピードファッション東京へのお問い合わせはこちらから


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事