「EC事業者の売上を上げるためなら何でもする」アッカのフルフィルの強さ

ECのミカタ編集部 [PR]

株式会社アッカ・インターナショナル セールスディビジョン ヘッドクリエイター 林千博氏

ECのフルフィルメント業を担うアッカ・インターナショナル(以下:アッカ)には、近年グローバルブランドからの引き合いが相次いでいるという。「3PLでもないし、IT企業でもない」―こう語るアッカのサービスは何が違うのか。自らを「クリエイター集団」と称する株式会社アッカ・インターナショナル セールスディビジョン ヘッドクリエイター 林千博氏に話を聞いた。

“無形文化財”を売るクリエイター集団

──アッカが提供するフルフィルメントサービスは、わかりやすく言うとどのようなものになりますでしょうか。

当社はECのフルフィルメント業を行っており、シンプルに表現するなら「通販の面倒なバックヤード業務」をまるごと請け負う会社です。いわば、「エンドユーザーがECサイトで商品を注文した後、配送業者がユーザーのもとに届ける一歩手前」までの業務すべてが、私たちの仕事と表現できますね。

──これまで数々の大手アパレル企業とお仕事をされてきています。各社での成功の秘訣を教えてください。

「貪欲であること」ではないでしょうか。大手グローバルブランド様からは、「常に新しいことをやり続けられるか」「EC事業者が想定することを具現化できる力があるか」が問われます。例えばクライアントA社様との取引では、SDGsを意識し、WMSで箱の容積を管理して最小単位で送付可能な箱をレコメンドする機能を作ったり、RFIDタグ(Radio Frequency Identificationの略で電波を用いて非接触でデータの読み書きが可能なタグ)の活用をする際に、読み取りゲートに二酸化炭素を放出しないゲートを世界で初めて導入したりするなど、さまざまな取り組みを行ってきました。

こうした取り組みができるのは、私を含め、アッカのメンバーは他業界出身者が多く、「フルフィルメントはこういうもの」といった固定観念がないことも関係しています。私は「セールスディビジョンのソリューションデザイングループ」に属していますが、「営業」ではなく「クリエイター集団」であり、“無形文化財”を売るチームと考え、常によりよいものを追求できるようにしています。

──フルフィルメントの話をしているとは思えないようなキーワードが飛び出してきました。

よく「アッカって変わった会社ですね」と言われるんですよ。世間的には「3PL」に分類されるのでしょうが、3PLっぽくはないですし、かといってIT企業でもありません。少し先の未来を見て、それを具現化することが自分たちの仕事だと考えているので、業界の常識に関係なく、自分たちがベストだと思ったことを提案しています。クリエイティブな考えや、EC事業者の要望を具現化できる力を評価していただいているのか、ここ5~6年はグローバルカンパニーとの取引が増えてきました。

スタジオ・物流・CSの3機能をオールインワンで提供

スタジオ・物流・CSの3機能をオールインワンで提供

──アッカが提供する「EC FACTORY」の特徴や強みを教えてください。

「EC FACTORY」はECのバックヤードのオペレーションの総称で、いわゆるささげ業務(撮影・採寸・画像処理・原稿作成)、ロジスティクス、カスタマーサポートの3つをカバーしています。他社との一番の違いは、これらすべてを自社で行っていて、「スタジオ機能」「物流機能」「CS機能」の3つがオールインワンになった倉庫がある、ということ。エンドユーザーの満足度を高めるスピーディーかつフレキシブルな対応が可能です。

例えばエンドユーザーから「商品不良があったので交換してほしい」という連絡が入れば、通話中にロジスティクス部門のスタッフが在庫の有無を確認し、一旦電話を切ることなく交換の可否を返答できます。「交換商品を今日発送して」と言われた場合、その場に商品があるのですぐ発送できます。実際にお取引のあるEC事業者からも「対応がすごく速い。全部門が1カ所にあるのはやはりありがたい」というお声をいただきますし、この環境は他社ではなかなか作れないと自負しています。

「売上につながるバックオフィス」づくりをする

「売上につながるバックオフィス」づくりをする(画像提供/アッカ・インターナショナル)

──アッカのサービスはコストパフォーマンスの高さも強みかと思います。高コスパが実現できる理由をお聞かせください。

私たちが考えるコスパは「価格の安さ」ではありません。コストを下げるためにサービスの質が落ちては本末転倒です。価格の安さよりも、私たちのようなソリューションデザイナーが業務効率化や利益率向上に向けた旗振りをして、いかに「売上につながるバックオフィス」をつくれるかが大事だと考えています。アッカはその旗振りができているから、評価をいただいているのではないでしょうか。実際、アッカのサービス価格は安いとは言えませんが、保守体制やイレギュラー作業など、細かな対応を行っているので、「価格以上のメリットがある」と感じてくださっているEC事業者は多いようです。

EC事業者の売上を上げるためなら何でもする用意がある

──大手アパレル企業との付き合いが長いと思いますが、今後の展開をどのように考えていますか?

今後はアパレル以外の商材を扱う企業様や、中堅企業様との取引ももっと増やしていきたいと考えています。当社はAGV(無人搬送車)を保有していますが、実はアパレルよりも精密機械やサプリメント、医療機器のような商材のほうが、相性がいいんです。

また、私たちは売上高や企業規模で取引先を選んだことはありませんし、それによってサービス内容に差をつけることもありません。売上高や企業規模に関係なく、グローバルブランドと同レベルのサービスを受けていただけるのも、メリットだと思います。

──今後、EC事業者に対してどのような価値を提供していきたいですか?

シンプルに、売上を上げるためのお手伝いなら何でもする用意があります。創業17年目を迎えるまでに、ECのバックヤードにまつわるさまざまな経験をしてきているので、きっと何かお手伝いできることがあるはずです。システムのコンサルティングや倉庫移管のサポートをスポットで請け負うこともありますし、大和ハウスグループの一員になったので、倉庫をお探しのEC事業者には大和の倉庫をご案内できます。何かお困りのことがあれば、ぜひ気軽にご相談いただきたいですね。

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