物流2024年問題“自動出荷”のLOGILESSだからできること

ECのミカタ編集部 [PR]

株式会社ロジレス 代表取締役CEO 足立直之氏

「物流2024年問題」はEC事業者にとっても他人事ではないが、「何をすればいいのかわからない」という人も多いのではないだろうか。「今後は従来のやり方を変えざるを得ない」と語る株式会社ロジレス代表取締役CEO 足立直之氏に、EC事業者にできることを聞いた。

2024年問題に対処する3つの“新常識”

──物流の2024年問題をどう捉えていますか。

2024年4月以降、トラックドライバーの時間外労働に上限が設けられることで、従来通りの長距離輸送が難しくなるなど、物流における制約が増えていきます。このままでは、現在の配送品質を維持できなくなる局面が出てくるでしょう。

2024年問題は、EC事業者にとっても決して他人事ではありません。人口減少社会における物流のあるべき姿を改めて定義しないと、ECビジネス自体が立ち行かなくなる可能性もあります。EC事業者も消費者も、物流や配送に関する“常識”を変えなければなりません。特にドライバーの長時間労働頼みになっていた幹線輸送については、根本的に考え方を変える必要があります。

──では、2024年問題に対しどのような取り組みが考えられるでしょうか。

大きく分けて3つの対策があります。1つ目は複数拠点で在庫を管理して、届け先に最も近い倉庫から送れるようにすること。2つ目が、消費者自身が店舗や配送拠点で荷物を受け取ること。そして3つ目が、複数の倉庫や事業者が共同で配送を行うことです。今後はこれらが新しい“常識”になっていくでしょう。

配送コスト削減や受注管理業務削減に成果

──3つの“新常識”において、貴社のEC自動出荷システム「LOGILESS」が果たし得る役割をお聞かせください。

LOGILESSは、受注〜出荷までのオペレーションを一気通貫で管理できるOMS(受注管理システム)・WMS(倉庫管理システム)一体型システムです。一つの受注管理の仕組みに対して、複数の倉庫・拠点を連携させてオペレーションを設計できるのがポイントで、LOGILESSの機能を生かして複数拠点出荷を行うことにより、幹線輸送を大幅に削減することができます。

LOGILESSの機能を活用すれば、倉庫と実店舗の在庫を統合管理し、それらの在庫をECで販売することもできるので、店舗等での受け取りに必要な仕組みも整備できます。

物流業界では、データが集まらない、データがマッチングされないことによる非効率が随所に残っていますが、私たちが持つ「いつ、どこからどこまで、何個の荷物が移動する」というデータを活用することで、これまでになかった輸送の形が実現できるはずです。

──LOGILESSを導入した事業者ではどんな変化がありましたか。

配送コストの削減に加えて、倉庫会社まで巻き込んだ生産性の向上など、様々な波及効果が生まれています。ベースフード様は複数拠点出荷を実現したことで、年間の配送コストを1000万円以上削減することに成功しました。

メンズアパレル通信販売事業を展開する株式会社エヴァー・グリーン様では、6人体制で6時間かけて行っていた受注管理が、1人でやっても1時間で終わるようになったそうです(※)。その結果、商品開発や販売戦略など、より付加価値の高い業務にシフトできるようになり、商品単価や楽天市場のショップレビュー点数も上昇しました。また、受注データがほぼリアルタイムで倉庫に自動的に流れていくようになったので、倉庫でも繁閑の差が平準化され、残業時間が減ったそうです。

※注:LOGILESS活用事例より

「いつか訪れる日」に備えて 今からできる準備を

──2024年問題に関して、EC事業者はどのように準備・対応していけばいいでしょうか。

現在の配送料金は遠方に送る際の料金が割安に設定されていますが、このような料金体系が今後も維持される保証はありません。幹線輸送の配送料金が大幅に引き上げられれば、現状のオペレーションを維持できなくなるEC事業者は多いでしょうから、いつでも拠点を分散できる準備を今からしておくことが大切です。

複数拠点出荷は配送業者の負担軽減だけでなく、配送コストの削減や配送日数の短縮、災害時のリスクヘッジにもつながります。これからは、EC事業者と配送業者が対等なパートナーとしてお互いに歩み寄り、ともに発展する関係性を構築する必要があるのではないでしょうか。

──EC×物流の領域において、どのような価値を発揮していきたいか、貴社の今後の展望をお聞かせください。

これからも、LOGILESSを使うことでEC事業者が安心して事業を続けられる状態、倉庫の生産性が高まり、より収益が上がる状態を作っていくことにコミットしていきます。「複数拠点出荷」「店舗・拠点受け取り」「共同配送」の支援をはじめ、世の中の変化に合わせて、柔軟に新規事業や新機能の追加に取り組んでいきたいですね。

私たちロジレスが掲げているバリューの一つに「未来から逆算する」があります。一歩先の常識をサービス化して、未来に起こる課題に先回りして対応することで、お客様が安心して事業を継続していける環境作りに貢献できたらと思います。これから起こる変化に対応する準備を始めたいという事業者様は、ぜひ私たちにお問い合わせください。

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