システム利用料0円、1坪6500円から始める物流アウトソーシング
ECショップの運営において非常に重要な物流。しかし物流にかかるコストを負担に感じている方は多いだろう。1坪からはじめられる手軽さと安心・安全な物流を提供するNetDepot(ネットデポ)を運営する東京システム運輸ホールディングス株式会社グループ統括本部 執行役員 森谷 靖史氏にお話を伺った。
1坪が集まれば大規模な物流センターに!
記者 「物流アウトソーシングサービス『NetDepot』は1坪から始められると伺っていますが、物流をアウトソースとなるとそれなりの規模が必要なイメージを持っていました。」
森谷氏「確かに1坪からというのは、弊社くらいではないでしょうか?ただ、小規模であっても物流をアウトソースしたいというネットショップからの声は多数寄せられています。規模に関わらずネットショップの理想は、送料を安くし、注文から発送までのリードタイムを短縮する、当然発送ミスはなしという状況です。これを各々のネットショップが実現するには、手間や時間、資金が必要となるため、アウトソースが必要となるのです。1社で見れば、1坪だけを利用する小規模なネットショップであってもそれが多数集まれば1つの物流センターとしての価値が出ます。小さなスペースは入れ替えがしやすいため、使っていないスペースにはお金がかからず、無駄なく運営できるのです。また、弊社は初期費用が無料で1坪6500円から利用でき、かつ基本料金の中にバーコードによる在庫管理、保管機器、棚卸し、倉庫保険、ASPに至るまで含まれているので、スペースの有効活用と手ごろな料金設定で、小規模なネットショップやこれから開業しようとする方にご好評をいただいています。」
購入者からネットショップへの信頼を左右しながらも、コストとなりがちな物流。物流センターの質は実際に使ってみなければわからないという声もよく聞かれるが、そういった意味でも小規模、初期費用無料から始められるのはうれしい。
また、ネットショップが多数存在する中、商品そのものの魅力や価格、送料などに工夫を凝らし、差別化を図る場合が多いように思う。商品の魅力で差別化できるのが理想的だとは思うが、大手モールが提供するような規模を利用した送料無料、即日配送などを支持する購入者が多いことを考慮すると、小規模なネットショップでもより安く、より早い物流を実現したいと思考を凝らしている運営者は多いだろう。そんな中NetDepotが提供しているのは、小規模なショップが集まって”規模の経済”を実現することだ。各々は小規模でありながら、コストを抑え、より短時間で届ける。小規模なネットショップが図る差別化のポイントの一つとしても有効な手段だと思う。
NetDepotのお問い合わせはこちらから→http://goo.gl/I6QeX0
出荷ミスなし、システム使用料なしのNetDepot
物流センターにはネットショップの資産である商品を預け、管理してもらうことになる。と考えると、安さと速さだけでは満足できないだろう。NetDepotでは品質にもこだわりを持っている。
記者「NetDepotでは誤出荷や在庫差異などもないと伺っていますが、配慮されていることはありますか?」
森谷氏「ネットショップが良い商品やサービスを提供しても、物流のミスが発生してしまうと、ネットショップへのクレームが寄せられ、購入者からの信頼を失ってしまうことになります。また、在庫管理の不備はネットショップの大切な財産に損害を与えることです。こうしたことを防ぎ、ネットショップが信頼してアウトソースできるように、NetDepotでは自社で構築したシステム管理と職人による目視で”正確で、丁寧、安心で安全の物流”を実現しています。」
記者「NetDepotでは都内の当日配送など、短いリードタイムで配送できるのも魅力かと思いますが。」
森谷氏「NetDepotの物流拠点は、フランチャイズを含め東京、神奈川、千葉、愛知、京都、大阪に置いています。物流にかかるコストの中で約6割を占めているのは輸送費です。これをできるだけ抑えるため、人口が多く、それに伴い配送荷物も多い場所に物流拠点を置くことでコストを削減しています。輸送費を削減できることに加え、注文してから購入者の手元に商品が届くまでの時間も短縮することができました。」
自社システムを使い誤出荷を防ごうとする姿勢や、コスト削減・配送速度を追及する姿勢からもネットショップに安心して利用してほしいという思いが感じられる。ほかにもNetDepotでは、在庫商品の買取を行うなど毎年、ネットショップの要望に応える形で新たなサービスの提供を開始している。今後は都内にもう1つ物流拠点を増やしより速い配送の実現を目指していくという。
1坪から始められ、品質も高く、短時間での配送が実現するというのがNetDepot。自ショップの状況に応じたサービスを適切に活用することで、コストと思われがちの物流も逆に、強みとすることができる。
思うに、店舗の大小を問わず、ネット通販にとって必要になってくるのが物流拠点だ。しかし、小さな店舗ほどそれを蔑ろにして、まだ数量が少ないからといって、発送作業に時間をかけてしまいがちだ。だからこそ、そんな小さな店舗こそ、発送ばかりにとらわれてはいけない。
店舗にとって、仕入れや広告の運用で店舗の基礎体力をつけることがどれだけ大事な意味合いを持つか。その意味合いを少しでも感じたとすれば、どうかNetDepotの門を叩いてほしい。誰にとっても必要な物流で、店舗の本当の成長を考えてくれる同社とともに歩んでいくことは、必ずや店舗の未来に明るい日差しを灯してくれるだろう。
NetDepotのお問い合わせはこちらから→http://goo.gl/I6QeX0