メタップス、お金の流れを予測する人工知能 「Laplace(ラプラス)」の研究開発を開始

株式会社メタップス(以下「メタップス」)は、お金の流れを予測する人工知能「Laplace(ラプラス)」の研究開発プロジェクトを開始しました。これまで社内外で蓄積してきたデータを人工知能(AI)に学習させて、決済、融資、投資、保険などにおける新しい金融サービスの創出に役立てていきます。

■お金の流れを読み解くAIの開発
メタップスでは、これまでアプリ分析ツール「Metaps Analytics」や、決済プラットフォーム「SPIKE(スパイク)」などを通して、ユーザの購買行動の分析と学習を進めてきました。また分析ツールを通してアプリストアやソーシャルメディアなどのオープンデータの収集・分析も行ってきました。現在、グループ全体の事業(アプリ、決済、ECサイト等)を通して年間2,400億円規模の取引金額を処理し、月間2,200万人以上のアクティブユーザの行動データを蓄積しています。

これらのサービスの提供を通して得られるデータと、世の中に溢れるオープンデータを機械に学習させることで、お金の流れを予測する人工知能「Laplace(ラプラス)」の研究開発プロジェクトに積極的に投資を実施していきます。

■新しい金融サービスの創出
メタップスの成長戦略のコアテクノロジーとして、自社の経営効率化や新しいサービスの創出に役立てていきます。また、大学との共同研究や外部の金融機関との提携も積極的に実施していく予定です。

<活用例>
・決済:日々のユーザの消費傾向を学習して不正な取引を自動で検知
・融資:決済データから新しい与信モデルを構築して新しい顧客層へ貸し出しを実行
・投資:新しい投資モデルの構築やスタイルに合わせた資産運用の最適化
・保険:行動データからリスクを算出して個々に最適な料率やプランを推薦

今後もメタップスでは「世界の頭脳へ」というビジョンと「テクノロジーでお金の在り方を変える」というミッションのもと、積極的な研究開発と革新的なサービスの創出に注力して参ります。