KDDIエボルバ、LINEのカスタマーサポート向けオプションサービス「LINE Customer Connect」のテスト提供を開始

株式会社KDDIエボルバ(以下「KDDIエボルバ」)は、コミュニケーションアプリ「LINE」を活用した法人向けカスタマーサポートサービス「LINE Customer Connect」のパートナー企業として、AIチャットボット(人工知能)と有人チャットを併用した顧客応対サービスの提供を開始いたします。

本サービスはLINE株式会社(以下「LINE」)が2016年11月より試験運用を開始提供する「LINE Customer Connect」を、KDDIエボルバがセールスパートナーとして販売するもので、ファーストユーザーとしてアスクル株式会社(以下「アスクル」)が運営する個人向けインターネット通販サービス「LOHACO(ロハコ)」に11月21日より導入いたしました。

■サービス概要
「LINE Customer Connect」は、ユーザーと企業のコミュニケーションをより円滑にして利便性を飛躍的に高め、機会損失や人件費の削減を図る法人向けカスタマーサポートサービスです。企業は、LINEが提携するサードパーティの有人チャットシステムやAI(人工知能)などを任意で組み合わせて導入することができ、自社のWebサイト・LINEアカウント・電話へユーザーからの問合せに対し、LINEアカウント上で対応することが可能です。
※2017年春を目処に本格提供開始を予定し、試験運用を実施中です。

■「LOHACO」への導入
KDDIエボルバは、アスクルの「LOHACO」に対し、「LINE Customer Connect」にAIエンジン対応と有人によるチャット対応を組合せたハイブリッド型サービスを提供します。

これにより、「LOHACO」のお客さまからのトーク機能による問合せに対してはAIチャットボットが自動で最適な回答を返答します。自動返答で解決に至らない場合は、お客さまの希望に応じて有人対応に切り替わり、KDDIエボルバのコミュニケータがチャットで問合せに対応します。有人での対応内容を基にFAQのチューニングも行うため、AIチャットボットの回答精度も向上させて参ります。

なおKDDIエボルバは、本サービスの開始にあたり、AIエンジンとして株式会社 PKSHA Technologyが提供する「BEDORE」を、有人チャット対応ツールとしてモビルス株式会社の「モビエージェント」を採用し、今後、顧客の要望に応じて、順次対応する人工知能エンジンやツールの拡充を図って参ります。

【KDDIエボルバについて】
KDDIエボルバは、コールセンターアウトソーシングを中心としたBPO(Business Process Outsourcing)事業を展開しています。従来のコールセンター/コンタクトセンターサービスに加え、新たに「KDDIエボルバ オムニチャネルソリューション」として、ショートメッセージを活用してコミュニケーションの効率化を実現する「CaLL Assist(コールアシスト)」、Webやトークアプリを使用したチャット対応、人工知能を用いた顧客応対サービス、動画ソリューション「パーソナライズド動画」など、ITソリューションを融合したBPOサービスをご提案しています。また、2017年春からは国内最先端となるオムニチャネルコンタクトセンターのプラットフォームを導入し、より高度な顧客対応サービスを提供して参ります。