日本初!インバウンド向けに中国二大スマホ決済 「WeChatPay」「Alipay」のマルチ決済サービス開始

株式会社NIPPON PAY(以下「NIPPON PAY」)は、訪日中国人旅行者が利用するスマホ決済サービス「WeChatPay」と「Alipay」について、日本で初めて“1つのアプリ”で決済が可能となる店舗向けマルチ決済サービスを、2017年1月11日(水)より提供開始致します。

NIPPON PAYのマルチ決済サービスは、エンドユーザ(=訪日中国人)が「WeChatPay」と「Alipay」のどちらの支払いでもスムーズに精算が出来るようにするために、「WeChatPay」と「Alipay」のQRコードを自動判別する機能を日本で初めて搭載致しました。これにより店舗側は、「WeChatPay」「Alipay」を意識せずにNIPPON PAYのマルチ決済アプリでQRコードをかざすだけで決済が完了出来るようになります。

■本サービスの特徴
(1) 一般的なスマホ決済サービスの課題
一般的なスマホ決済サービスは、お客様が提示したQRコードをもとに、「WeChatPay」「Alipay」を店員が判断し、どちらかのアプリを使って決済をします。しかし、「WeChatPay」も「Alipay」も似たようなQRコードであるため、瞬時に判別するのは難しいことから以下のような課題が顕在化しています。

1.瞬時に精算が出来ないため、エンドユーザを待たせてしまい、利便性を高めるために導入したスマホ決済が逆に低評価の要因となってしまう。
2.判別する際にエンドユーザとコミュニケーションを取るケースもあり、この場合エンドユーザは日本語が話せないため、コミュニケーションコストが高くなる。
3.「どのように判別すればよいか」という店員に対する教育コストが高くなる。

(2) NIPPON PAYのソリューション
NIPPON PAYが提供する日本で初めてのマルチ決済サービスは、エンドユーザのQRコードを読み取った後に、自動的に「WeChatPay」と「Alipay」を識別することが出来ます。店員が意識せずにQRコードを読み取るだけでよいので、エンドユーザとの精算時の業務効率が格段にあがります。上記のようなケースでも店員の判断が入らずに決済が行われるため、スピーディなスマホ決済が可能です。

■中国二大スマホ決済(WeChatPay、Alipay)について
中国におけるスマホ決済サービスは、アリババグループの「Alipay」と中国最大のSNSであるWeChatを提供するテンセントグループの「WeChatPay」があり、2社で中国国内の9割以上のシェアを占めています。

<登録会員数・アクティブユーザー>
・Alipay  :登録会員数は8億人超(アクティブユーザー 6億人)
・WeChatPay:ベースとなるWeChatの登録会員数は11億人超
       (月間アクティブユーザー 7億6,200万人)

このスマホ決済サービスは、中国現地では、タクシー、コンビニエンスストア、公共料金、自動販売機の支払いなど幅広く利用され、スマホ決済による支払いが生活インフラとして定着しています。

中国でのスマホ決済は、エンドユーザのスマホにインストールされたWeChatPayまたはAlipayのアプリ上で表示されるQRコードを、店舗側がスマートデバイスを使って読み取ることで、簡単に決済が出来るサービスです。エンドユーザが店舗に支払う支払代金は、エンドユーザが事前にアプリ上に登録した銀行口座より即時に引き落とされ、NIPPON PAY経由で店舗に支払われます。

■株式会社NIPPON PAYについて
中国モバイル決済ソリューションを中心としたサービスを提供。リアル店舗における対面でのモバイル決済のみならず、ECサイトにおける中国三大決済(銀聯、WeChatPay、Alipay)のマルチ決済サービスも提供しています。今後は、中国人訪日前インバウンドプロモーションサービス等を含めたインバウンドトータルソリューション、中国のみならずあらゆる決済サービスを軸とした店舗向けトータルソリューションサービスを提供していきます。