バーコードリーダーのHIDモード、APPモード、SPPモードとは?
バーコードリーダーのBluetooth接続モードにはHIDモード、APPモード、SPPモードという3つの接続モードがあります。それぞれのモードの解説と最適なバーコードリーダーの選び方を説明させていただきます。
【HIDモードとは】
HIDというBluetooth接続モードの場合、バーコードリーダーはキーボードのように動作します。
●メリット:
①Windows、iOS、Androidの全てに対応していて、ソフトウェアの開発なしにそのままBluetoothペアリングしてホストデバイス上でデータの転送が可能
✖デメリット:
①キーボードがコントロールされてしまい、キーボードとバーコードリーダーを両方同時に使う事ができない場合がある。
②キーボードが日本語入力になっていると、読み取った英数字が文字化けしてしまうことがある。漢字などは読めない。(機種によってはWindowsには日本語文字を読めるものもあります。)
③たまに文字が欠落したり、データを誤読することがある。
【APPモードとは】
バーコードリーダーがアプリと完全に連携を行い、キーボードとしてではなく、独立のバーコードリーダーとしてホストデバイスと接続されるモードです。
●メリット:
①iOSホストデバイスとペアリングして、高速で誤読の発生しない読み取りが実現します。
②キーボードが制御されることはなく、日本語入力、漢字入力、絵文字も問題なく読み取れる。キーボードの切り替えも不要。
③APPモードのSDKを提供しているバーコードリーダーはiOSのホストデバイスでMFi認証(Made for iOS)というAppleの認証を通っているため、iPadやiPhone、iPodなどのiOSデバイスのOSアップデートが行われてもエラーが発生しにくい。
✖デメリット:
①アプリ開発会社からすると、SDKをアプリ内に実装する必要があるため、開発の時間とコストがかかる。
②APPモードが実現可能なバーコードリーダーはMFi認証を通っているため、パーツのコストが高く、バーコードリーダーが高価になりやすい。
【SPPモードとは】
APPモードはiOSデバイス専用のペアリングモードであるのに対して、SPPモードはAndroidやWindowsホストデバイス向けのAPPモードと理解できます。
*SPPモードのメリットとデメリットは基本的にAPPモードのものと同じです。
■まとめ:
バーコードリーダを選ぶ際に重要な基準は、どのアプリやソフトを使うかです。たとえば、Windowsのホストデバイスでメモ帳やエクセルにバーコードを読み込み場合、HIDモードのみに対応した安価なバーコードリーダーで問題ありません。
しかし、AndroidやiOSデバイスとペアリングしてバーコードリーダーを利用されたい場合は、使用するアプリが推奨するバーコードリーダーを選択してください。特に推奨しているバーコードリーダーがない場合、HIDモードで動作する場合が多いです。念のためアプリケーション提供会社に確認するのがベストです。
弊社ソケットモバイルのバーコードリーダーは全製品AppleのMFi認証を通っており、WindowsやAndroidデバイスにも対応しております。またHIDモード、APPモード、SPPモードの全てに対応しております。もしご興味があれば、是非製品ラインアップを確認してみてください!
https://www.socketmobile.com/jp/readers-accessories/data-readers
HIDというBluetooth接続モードの場合、バーコードリーダーはキーボードのように動作します。
●メリット:
①Windows、iOS、Androidの全てに対応していて、ソフトウェアの開発なしにそのままBluetoothペアリングしてホストデバイス上でデータの転送が可能
✖デメリット:
①キーボードがコントロールされてしまい、キーボードとバーコードリーダーを両方同時に使う事ができない場合がある。
②キーボードが日本語入力になっていると、読み取った英数字が文字化けしてしまうことがある。漢字などは読めない。(機種によってはWindowsには日本語文字を読めるものもあります。)
③たまに文字が欠落したり、データを誤読することがある。
【APPモードとは】
バーコードリーダーがアプリと完全に連携を行い、キーボードとしてではなく、独立のバーコードリーダーとしてホストデバイスと接続されるモードです。
●メリット:
①iOSホストデバイスとペアリングして、高速で誤読の発生しない読み取りが実現します。
②キーボードが制御されることはなく、日本語入力、漢字入力、絵文字も問題なく読み取れる。キーボードの切り替えも不要。
③APPモードのSDKを提供しているバーコードリーダーはiOSのホストデバイスでMFi認証(Made for iOS)というAppleの認証を通っているため、iPadやiPhone、iPodなどのiOSデバイスのOSアップデートが行われてもエラーが発生しにくい。
✖デメリット:
①アプリ開発会社からすると、SDKをアプリ内に実装する必要があるため、開発の時間とコストがかかる。
②APPモードが実現可能なバーコードリーダーはMFi認証を通っているため、パーツのコストが高く、バーコードリーダーが高価になりやすい。
【SPPモードとは】
APPモードはiOSデバイス専用のペアリングモードであるのに対して、SPPモードはAndroidやWindowsホストデバイス向けのAPPモードと理解できます。
*SPPモードのメリットとデメリットは基本的にAPPモードのものと同じです。
■まとめ:
バーコードリーダを選ぶ際に重要な基準は、どのアプリやソフトを使うかです。たとえば、Windowsのホストデバイスでメモ帳やエクセルにバーコードを読み込み場合、HIDモードのみに対応した安価なバーコードリーダーで問題ありません。
しかし、AndroidやiOSデバイスとペアリングしてバーコードリーダーを利用されたい場合は、使用するアプリが推奨するバーコードリーダーを選択してください。特に推奨しているバーコードリーダーがない場合、HIDモードで動作する場合が多いです。念のためアプリケーション提供会社に確認するのがベストです。
弊社ソケットモバイルのバーコードリーダーは全製品AppleのMFi認証を通っており、WindowsやAndroidデバイスにも対応しております。またHIDモード、APPモード、SPPモードの全てに対応しております。もしご興味があれば、是非製品ラインアップを確認してみてください!
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■会社概要
企業名:Socket Mobile (ソケットモバイル)
本社:アメリカ合衆国/日本支社
代表者:Kevin Mills
設立:1992年
Tel:080-9991-0886
URL:https://www.socketmobile.com/jp
事業内容:
iOS、Android、Windows向けの高性能Bluetoothバーコードリーダーを販売するハードウェアメーカーです。
本社:アメリカ合衆国/日本支社
代表者:Kevin Mills
設立:1992年
Tel:080-9991-0886
URL:https://www.socketmobile.com/jp
事業内容:
iOS、Android、Windows向けの高性能Bluetoothバーコードリーダーを販売するハードウェアメーカーです。
■本件に関するお問い合わせ先
企業名:Socket Mobile (ソケットモバイル)
担当者名:秋元
Tel:080-9991-0886
Email:sales-japan@socketmobile.com
担当者名:秋元
Tel:080-9991-0886
Email:sales-japan@socketmobile.com