【佐川急便】京都府と佐川急便が「地域活性化包括連携協定」を締結

京都府と佐川急便株式会社は、京都府の地域活性化と府民サービスの向上を目的とした「地域活性化包括連携協定」を締結し、3月28日11時に京都府庁において締結式を行いましたので、お知らせいたします。
【1.背景】

京都府は、日本を代表する古都であり、平安の昔より日本の中心となってきた地域です。最北部には日本三景の一つとして名高い天橋立を擁する丹後半島があり、かつて軍港として栄えた舞鶴もあります。清水寺など数多くの世界文化遺産も有するほか、西陣織をはじめとする伝統工芸でも著名です。さらに、こうした伝統産業や文化が新たなイノベーションを生み出す先端産業の揺籃の地でもあります。京都府では、この多様な力を結集することにより、府民安心の再構築、地域共生の実現、京都力の発揮を目指して、さまざまな施策に取り組んでいます。

佐川急便は、1957年、京都において飛脚業として創業しました。2010年6月には、京都の素晴らしさが凝縮された街、衹園に「祇園佐川急便」(祇園サービスセンター)を開設し、従来のサービスセンターとしての機能とともに、衹園を訪れる人々へ京都の魅力を発信する拠点としても展開しています。京都で創業した地元企業として、地域の皆さまのお役に立てるよう「京のおもてなしの心」で高品質なサービスの提供に努めています。

このたびの協定締結を契機に、京都府と佐川急便は、相互の連携・協働を強化することにより、地域の諸課題に対応し、京都府の地域活性化と府民サービスの向上に取り組んでまいります。

【2.地域活性化包括連携協定による主な取り組み】

1.観光振興および観光情報の発信に関すること

「森の京都」事業をはじめ、観光振興や観光情報の発信を物流面から支援訪日観光客等の大型荷物輸送サービス、手荷物一時預かり、府内および全国との手ぶら観光ネットワークの推進

2.京都府産品の流通・販売促進に関すること

府内産農林水産物のPR・消費拡大への協力京野菜等の高品質・低コスト流通に向けた輸送スキームの検討・実施

3.地域防災と安心・安全に関すること

京都BCPの取組への協力、災害時における救援物資の集配・仕分け・保管・輸送等

4.子ども・青少年の育成に関すること

さがわきゅうびん交通安全教室の推進

5.高齢者・障がい者支援に関すること

店頭や集配時の見守り・サポート、地域の見守りネットワークへの参画、消費者保護の協力

6.環境保全の推進に関すること

天然ガス車等の環境にやさしい車両の導入促進、エコドライブの実践、不法投棄の通報

7.その他地域の活性化および府民サービス向上に関すること

物流活性化への協力、各種啓発活動への協力