ペイジェントがグローバル電子取引プラットフォーム「トレードシフト」と連携開始

ペイジェントの入金照合サービス「消込エクスプレス」が、グローバル電子取引プラットフォーム「トレードシフト」と連携を開始。
 株式会社ペイジェント(以下、ペイジェント)は、トレードシフトジャパン株式会社(以下、トレードシフト)と業務提携、ペイジェントの入金照合サービス「消込エクスプレス」とトレードシフトの電子取引プラットフォームの連携を本日2016年3月31日(木)から開始する。また、両社は相互販売パートナーとして「消込エクスプレス」と「トレードシフト」を販売していく。

 「消込エクスプレス」は、顧客毎に個別の決済専用口座を自動的に発行することで、入金消込作業の負担を軽減させるサービス。従来の消込作業は、指定の銀行口座への入金と請求データを1件ずつ照合しなければならず、取引先が多いほど作業量が増加するため、経理担当者の負担となっている。「消込エクスプレス」を利用すると、顧客と口座番号が紐付けられるため、顧客と氏名が異なる振込人名や同姓同名の方など振込人の特定が困難な銀行振込でも、スムーズに消込作業を行うことができる。

 「トレードシフト」は、紙で郵送していた請求書などの帳票を「電子化」し、参加企業が見積・注文・請求などの商取引プロセスをオンラインで実施することができる、基本料0円の企業向け電子取引プラットフォーム。トレードシフト上で提供されるビジネスアプリを使うことで、スマートフォンのような手軽さで機能を拡充でき、より複雑なビジネス課題の解決や業務改革を進めることが可能だ。現在では中小企業からグローバル企業まで190カ国50万社以上の企業がトレードシフトのネットワークに参加しており、調達・請求業務における生産性の向上を実現している。

 本連携により、ユーザは「消込エクスプレス」で発行された取引先や請求書毎の個別の口座情報を使って「トレードシフト」から電子請求書を送付するだけで、個客から入金があった際後には消込情報を受け取ることが可能となる。社外へ送付する文書のペーパーレス化やリアルタイムな請求書の送付が行えるだけでなく、取引先との情報交換や手間のかかる毎月の請求業務・入金消込業務の負担を軽減させすることができる。

 ペイジェントは、消込作業を行う経理担当者の負担を軽減するべく、今後も「消込エクスプレス」における他サービスとの連携を推進していく。