90%以上がダウンロードしてから14日目以降にアプリの使用を止めている?【adjust Inc.調べ】

 世界有数のモバイル・アトリビューション及びアナリティクス企業のadjustは本日、同社の最新のベンチマーク・レポートの最新結果を公開しました。本レポートによると、90.7%以上の日本のユーザーは、アプリをインストールしてから14日目以降にアプリの使用をやめていることが判明しました。

 本レポートによると、日本のユーザーはインストール後の最初の2週間で1日平均2回の頻度でアプリを開き、毎日平均2分6秒間、アプリを使用していることが明らかになりました。世界平均の1分21秒に比べると、30秒以上長くアプリを使用していることになります。また、インストールしてから2週間で再度アプリに戻るモバイルユーザーの割合はわずか9.3%でした。

 adjust株式会社の執行役員のShawn Bonham(ショーン・ボナム)は、「当社の最新ベンチマーク・レポートは、日本のモバイル市場には大きなポテンシャルが秘められていることを示しています」と述べています。日本におけるスマートフォンの浸透率は過去数年で堅調に伸びており、Statistaの情報によると、日本のモバイルユーザー数は今年、日本の人口の84.2%に当たる1億640万人に到達すると予測されています。Shawnは、「日本のモバイル市場は、世界で最も確立された市場の1つです。当社は過去2年間にわたり、日本におけるビジネスを強化し、東京のオフィスに6人のチーム・メンバーを配置しました。今後もこの数を増やすことで、これまで以上に日本のパートナー企業とより一層緊密に協力していくことができると考えております」と述べています。

 2015年に300%以上の収益成長率を遂げたadjustは、ドイツで最も急成長する新興企業の1社であり、この成長トレンドは今後も継続していくと期待されています。ドイツのベルリンに本社を置くテクノロジー企業であるadjustは現在、100人以上の従業員を擁し、5大陸の11都市にオフィスを構えています。