【ネット炎上速報2016年5月版】5月の炎上件数は93件
今月の解説:“公務員の女性が停職中に蟹を食べたなど旅行中の様子をFacebookに投稿し炎上”
リスク検知に特化したビッグデータ解析によるソリューションを手掛ける株式会社エルテス(以下、エルテス)は、2016年5月のネット炎上についてまとめた、「ネット炎上速報2016年5月版」を発表する。
ネット炎上速報とは、リスクに特化したビッグデータ解析を得意とするエルテスが、前月のネット炎上件数を独自に算出し発表するマンスリーレポートである。本レポートを毎月公開していく事で、企業や社会が抱えるデジタルリスクへの意識喚起を行っていく。
※ネット炎上とは…現時点において、ツイッターで50回以上のリツイートがされ、特定のまとめサイトにまとめられたものからエルテスが“炎上”としたもの
■2016年5月の概況
5月のネット炎上件数は前年同月比31%増の93件となった。炎上の発生主体として多かったのは、一般人が35%と最も多く、企業(23%)、政治家(11%)と続いた。また、熊本震災の報道に対する批判などが増加していることから、マスコミの炎上が9%と、テレビ番組の内容が原因で炎上するケースが増加した。
・公務員の女性が停職中に蟹を食べたなど旅行中の様子をFacebookに投稿し炎上
副業が発覚して停職処分となった公務員の女性が停職中に「ママ友と海鮮ざんまい」など旅行先で食べたものの写真等を自身のFacebookに投稿したところ、「停職中なのに不謹慎だ」などと住民らから批判が寄せられたのを受け、懲戒免職処分となった。
【解説】
この炎上には次の側面がある。
・議論型炎上
議論型炎上とは、炎上のもとになった内容に対する意見がインターネット上で分かれることでさらに炎上が過熱するタイプのものである。批判する人・擁護する人に分かれる内容は、誰が見ても批判される単純な内容よりも激しく炎上、長期化する傾向がある。
今回のケースの場合、停職中に遊んでいることが「不謹慎」だとして批判する声も大きかったものの、一方で「懲戒免職は不当」「停職中であって自宅軟禁ではない」などと対抗する声も大きかったため、両社が対立して盛り上がる形で炎上が膨れ上がった。
ネット炎上速報とは、リスクに特化したビッグデータ解析を得意とするエルテスが、前月のネット炎上件数を独自に算出し発表するマンスリーレポートである。本レポートを毎月公開していく事で、企業や社会が抱えるデジタルリスクへの意識喚起を行っていく。
※ネット炎上とは…現時点において、ツイッターで50回以上のリツイートがされ、特定のまとめサイトにまとめられたものからエルテスが“炎上”としたもの
■2016年5月の概況
5月のネット炎上件数は前年同月比31%増の93件となった。炎上の発生主体として多かったのは、一般人が35%と最も多く、企業(23%)、政治家(11%)と続いた。また、熊本震災の報道に対する批判などが増加していることから、マスコミの炎上が9%と、テレビ番組の内容が原因で炎上するケースが増加した。
・公務員の女性が停職中に蟹を食べたなど旅行中の様子をFacebookに投稿し炎上
副業が発覚して停職処分となった公務員の女性が停職中に「ママ友と海鮮ざんまい」など旅行先で食べたものの写真等を自身のFacebookに投稿したところ、「停職中なのに不謹慎だ」などと住民らから批判が寄せられたのを受け、懲戒免職処分となった。
【解説】
この炎上には次の側面がある。
・議論型炎上
議論型炎上とは、炎上のもとになった内容に対する意見がインターネット上で分かれることでさらに炎上が過熱するタイプのものである。批判する人・擁護する人に分かれる内容は、誰が見ても批判される単純な内容よりも激しく炎上、長期化する傾向がある。
今回のケースの場合、停職中に遊んでいることが「不謹慎」だとして批判する声も大きかったものの、一方で「懲戒免職は不当」「停職中であって自宅軟禁ではない」などと対抗する声も大きかったため、両社が対立して盛り上がる形で炎上が膨れ上がった。