シニアなどの“買物弱者”向け宅配事業を展開!

株式会社ファミリーネットワークシステムズ(以下、ファミリーネットワークシステムズ)は、地域ヘルスケア産業支援ファンド(所在地:東京都千代田区、業務運営者:REVICキャピタル株式会社、株式会社AGSコンサルティング)を引受先とする第三者割当増資を実施いたします。

ファミリーネットワークシステムズは、「宅配で豊かな暮らし」を実現するために、お酒・お米の宅配専門店として1999年に設立し、関西圏を中心に、宅配に加えて、買物代行等の利用者の細やかなニーズに対応する「御用聞きサービス」をフランチャイズ展開することにより、事業拡大をはかってきました。その後、高齢で外出が困難な在宅シニアを始めとした“買物弱者”に向けて、健康的で美味しい冷凍加工惣菜を販売する総合宅配事業「わんまいる」をスタートし、2015年11月期より本格稼働した通販事業では、在宅シニアだけでなく、アクティブシニア、単身者及び主婦等の幅広い層にターゲットを拡げ、利用者を増やしてきました。

地域包括ケアシステムでは、高齢者の在宅生活を支えるため、多様な主体による生活支援の重層的なサービス提供が必要であると謳われており、そのひとつとして「宅食サービス」もクローズアップされています。その背景には、「食べること」が生命維持に必要不可欠であるとともに、QOL(生活の質)の向上が期待できることが挙げられます。地域包括ケアシステムの確立に向けて、本ファンドからの投資資金を活用し、「わんまいる」の個人宅向けの販売を加速させるとともに、新たにヘルスケア事業者向けの販売を全国展開して参ります。

ファミリーネットワークシステムズは、買物弱者に対して、美味しく、栄養価の高いバランスの取れた食事をお届けすることで、買物弱者支援対策に対処するとともに、高齢者の健康寿命の延伸に寄与することにより、医療・介護費の抑制と日本の農業、漁業の振興と共に雇用も含め地域経済の活性化に貢献していくことを目指します。