FBAを利用するメリット ~コスト編~

ECのミカタ マーケティング部

FBA(フルフィルメント by Amazon)を利用することによって、どのようなメリットがあるかご存知でしょうか?前回の「プライムマーク編」に続き、今回はFBA利用時の費用面のメリットをご説明します。

FBAを行うにあたってかかる費用

いざ、FBAに委託しようと思っても実際に何の費用がかかるのか、わかりにくいですよね。まずFBAに委託するには何の費用がかかるのかご説明させていただきます。

①FBAの料金プラン
FBAを利用するには、まず出品サービスへの登録が必要になります。プランは2つあり、売上を最大化したい方には「大口出品サービス」、小規模で販売したい方には「小口出品サービス」がおすすめです。

【大口出品サービス】
料金:月間登録料:4,900円(税別)+販売手数料
【小口出品サービス】
料金:1注文時に商品1点ごとにかかる費用+販売手数料

※販売手数料:受注が入った際に課金される費用
 (商品によって異なります)

②FBAに送るための配送費
商品の納品準備が整いましたら、FBAの倉庫(フルフィルメントセンター)へ送らなければなりません。その納品する配送費用がかかります。

⓷FBAで商品を保管するための費用
納品された出品者の商品を保管・管理するための在庫保管手数料が発生します。商品サイズ(体積)と保管日数で計算されます。保管日数というのは、FBAに商品を保管した日から、商品を購入したお客様へ出荷した日までになります。

月額基準金額は、2019年2月1日から新料金に変更されます。期間により料金が異なり、小型商品は1月~9月の場合は月5.07円、10月~12月の場合は月9.00円、大型商品は1月~9月の場合は月4.29円、10月~12月の場合は月7.61円です。

④FBAから消費者に届ける為の配送費
お客様へ配送する際、もちろん配送費がかかります。商品の大きさやサイズによって異なりますが、FBAに委託したほうがコストを抑えられることが多いです。次の段落でもう少し詳しくご説明させていただきますね。

消費者に届ける際の配送料が圧倒的に安価

お客様が商品を購入すると、出荷・梱包・配送に対し「発送代行手数料」が発生します。2019年2月21日から料金が改定されるので、その料金を少しご紹介します。FBA の場合、1個あたり小型商品(重量250g未満、25×18×2cm未満)は252円、標準商品60cm未満~100cm未満はは354円~490円で発送が可能です。また、小型商品より小さく、低単価の商品である場合、約120円~200円で配送してくれます。大型商品の場合、サイズや重量に異なりますが、通常、一般の通販物流倉庫に委託すると、60サイズ600円~800円などかかることが多いので、FBAへ委託した方が配送料はメリットがあることが分かります。

FBA配送代行手数料一部抜粋:小型、標準サイズ(2019年2月21日出荷分から改定)

FBA配送代行手数料一部抜粋:大型サイズ(2019年2月21日出荷分から改定)

※標準サイズ2-4と、大型サイズ1-3の区分の違いについて
梱包を含めた商品の3辺のサイズと重量が標準サイズ区分の基準に当てはまっているかどうかになります。たちえば、50×5×3cmの商品が、一番長い辺が45cmを超えるため、大型サイズの1に当てはまります。

FBA料金シュミレーター:https://amzn.to/299t3xE
梱包・出荷・配送費用などを入力すると、自社発送の場合とFBAへ委託した場合の料金を比較できます。

FBA納品代行について

最初にお伝えした通り、FBAに商品を納品(配送)する際に配送料がかかります。そのFBA納品する際によく利用されている運送会社4社の運賃を比較してみました。ぜひAmazon倉庫に納品する際の1つの参考にしていたければと思います。

【FBA納品運賃比較表【関東→関東】】
https://ecnomikata.com/knowhow/21259/

各配送会社様では、一定の条件をクリアすると通常より安い料金で配送できる特約運賃契約というのもあります。しかし、その運賃も値上げしている傾向にあり、弊社の調査では約1.4倍~1.8倍上がっているようです。

弊社ECのミカタのFBA納品代行サービスでは、荷物を共同集荷しFBAへ納品するので、より安くご提案が可能です。60サイズ400円~となっておりますので、気になる方はぜひこの機会にお問合せしてみて下さい。

「FBA納品代行」へのお問合せはこちらから 
https://ecnomikata.com/bizmatching/19686/


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