FBAを利用するメリット ~プライムマーク編~

ECのミカタマーケティング部

FBA(フルフィルメント by Amazon)を利用することによって、どのようなメリットがあるかご存知でしょうか?名前は聞いたことがあっても、FBAを利用せずにECを運営している方も多いかと思います。今回はFBAを利用するメリットの1つである、プライムマークについて説明します。

プライムマークとは

プライムマークとは※ECのミカタの子会社 ソイコム社のAmazon商品ページより

上記画像の赤丸で囲んだ部分がプライムマークです。Amazonを利用したことのある方は一度は目にしたことがあるかと思います。プライムマークが付いている商品は、Amazonプライム会員限定でお急ぎ便、当日お急ぎ便、お届け日時指定便が無料で利用することができます。

FBAのメリット

FBAのメリット※Amazon.co.jp 公式サイトより

①プライムマークが付与される
FBAを利用することによって、プライムマークが商品ページに付与されます。プライム会員に向けて、Amazon内で商品が拡散され、新規獲得しやすくなり、プライムセールなどのキャンペーンに参加することができます。

②配送費を安く抑えられること
一般的な通販物流倉庫に委託すれば、出荷手数料+配送費1件あたり740~800円程度かかりますが、FBAで委託すれば、1件あたり配送費を300~400円程度に抑えることが可能です。月額利用料や商品の保管費用を考えたとしても大きなコストメリットとなります。

③注文対応~商品発送までのリソース削減
顧客からの問い合わせ対応・受注・商品発送といったフルフィルメント業務をすべて任せることができ、さらには商品も代引き対応を、FBA手数料によって代行することが可能です。今まで手間がかかっていたリソースを削減することができます。

FBAのデメリットや注意点

①販売手数料が発生
送料を安くしても、販売手数料が発生します。その分を計算して価格設定を注意して行う必要があります。

例:食品60サイズ3,000円(税込)で販売した場合、食品手数料300円(販売価格の10%)発生。

②「プライムマーク=送料無料」を前提
購入者に対して「送料」を請求できないことを前提とした価格設定をしなくてはなりません。

例:食品60サイズであれば、発送代行手数料360円がAmazonから請求される

③Amazonが運営するFBA倉庫は「常温倉庫」
FBAに預けられる商品は常温商品のみとなり、冷蔵・冷凍商品に関しては、自社で対応しなければなりません。審査が必要となりますが、自社発送でもプライムマークの付与が可能な「マケプレプライム」というサービスもあります。

「マケプレプライム」は、FBAを利用できない商品を、自社配送によって、FBAと同等の配送を提供するサービスです。利用条件としては、「96%以上の商品で期日内配送を実現する」「94%以上の商品で商品の追跡ができるようにする」などの基準をクリアする必要があります。

ECのミカタが提供する「FBA納品代行」

FBAを利用する際、荷物をFBA倉庫へ納品する業務が発生します。その業務をECのミカタで代行しています。

通常ヤマト、佐川、日本郵便などを利用し、荷物を納品するケースが多いです。ECのミカタでは、荷物を共同配送することによって、配送コストを従来より抑えて配送ができます。60サイズ400円からとリーズナブルに対応可能です。

「FBA納品代行」が気になる方はこちら https://ecnomikata.com/bizmatching/19686/


著者

ECのミカタマーケティング部