今回はECサイトを制作する上で欠かせない機能でパッケージ制作会社以外で制作された有用なサービスを3件紹介させていただきます。
弊社のEC-Connect＋は外部ソリューションとの連携を前提に構築されていますので、そういった経験からお話させていただきます。

どういったソリューションが存在するのか？

そもそも一口で外部ソリューションと言ってもどういった機能のものが存在するのかというところからになると思いますので、簡単ではありますが、紹介させていただければと思います。
まず弊社の導入実績として多いのが商品検索機能です。
もちろんEC-Connect＋自前でも検索機能はありますが、サイトを利用しているユーザーの指向性をAIが学習し、商品のレコメンドに役立てているソリューションもあります。
そしてログイン補助機能は最近相談いただいたり、実装することが増えました。
ユーザビリティの観点から新規会員登録やログインのフローを簡略化し、少ない手数で購入まで繋げたいという意図が多いです。
サービスによっては各SNSとの連携が可能なサービスもあるため、導入のしやすさや機能の伸張性も魅力に上げられるかと思います。
あとはサイバーモールとの連携機能は一定数相談いただくことがあります。
当初はAmazonや楽天、Yahoo等のショッピングモールから運用をスタートしたが、モール上で競合するショップにユーザーを奪われてしまうという懸念もあるため、自社でECサイトを運営するにあたり、帳票等を一括で管理したいという意図があります。
その他にもレビュー機能やWeb接客ツール、倉庫管理など、様々な機能や運用をサポートするためのサービスが存在します。

具体的なサービスの紹介（商品検索機能）

ユニサーチ・ユニサジェストというサービスを弊社では導入することが多いです。
前述のAIがユーザーの指向性を学習し、商品のレコメンドに役立てているソリューションがこちらのユニサジェストというサービスです、
また商品検索のユニサーチでは表記ゆれや類語登録などの辞書機能を利用することができ、検索キーワードのチューニングを手動で行うことも可能です。

具体的なサービスの紹介（決済機能）

最近では後払い決済の需要が高く、その中でも様々な企業と連携しているPaidyを導入する機会が増えました。
最近ではAppleなどの通販サイトでもPaidyでの決済でしか商品を購入することができないような実装にするなど、各企業に大変注目されている決済サービスです。

具体的なサービスの紹介（SNS連携機能）

先程紹介させていただいた通り各種SNSと連携可能なソーシャルPLUSを導入することが多いです。
主にはLINEやTwitter、Facebookなど多くのSNSとの連携を行うことができ、サポートも手厚く対応されていると思います。

まとめ

ECサイトを構築する上でパッケージ製品には最低限必要な機能が実装されておりますが、今後どういった施策を行いたいかや方針といったところでパッケージ製品以上に機能を拡張する必要もあるかと思います。
EC-Connect＋では外部ソリューションと連携することを前提として構築されているので、各企業様の方針や施策に合わせたサイト構築を行うことが可能です。
自前の機能でカスタマイズを行うのか、外部ソリューションを積極的に活用するのかは運営方針によるところかと思いますので、そういったところ含めてご検討いただけますと幸いです。
ここ最近では事務手続きや営業なども外注を行うBPOが多く活用されておりますが、ECシステムも今後そういった形に変遷することになると予想されます。