目的別!SNSの選定方法 〜Instagram・TikTok〜
企業のSNS活用が当たり前となり、消費者もSNSから商品を比較検討、購入する時代になりました。
その中で自社商品と親和性のあるSNSはなにか、どのSNSを運用していくか、選定にお悩みの企業様も多いのではないでしょうか?
本記事ではInstagramとTikTokの特徴から、目的に合わせた選定方法までご紹介いたします。
Instagramの特徴と目的
◎投稿の種類:フィード投稿(画像や動画+テキスト)
リール(縦型ショート動画)
ストーリーズ
◎国内ユーザー数:3,300万人
◎ユーザー層(ボリュームゾーン):20〜30代(やや女性が多い)
※2024年1月時点
Instagramの特徴4つをまとめたものが下記です。
■特徴1 ファッションや化粧品などの商材と相性が良い
Instagramは、写真がメインのSNSのため、ビジュアル面に強いという特徴があります。
例えば、アカウントのプロフィール画面では過去の投稿が一覧で表示されるため、ブランディングに注力することが可能です。
また、女性ユーザーが多い媒体ということもあり、アパレルや化粧品などの商材と特に相性が良いSNSといえます。
Instagramは、写真がメインのSNSのため、ビジュアル面に強いという特徴があります。
例えば、アカウントのプロフィール画面では過去の投稿が一覧で表示されるため、ブランディングに注力することが可能です。
また、女性ユーザーが多い媒体ということもあり、アパレルや化粧品などの商材と特に相性が良いSNSといえます。
■特徴2 ファンマーケティングに適している
商品やサービスに関するユーザーの投稿が増えていくことで、 その投稿を見たユーザーが新たに商品やサービスに関する投稿を行いその輪が広がっていくケースや、ユーザー同士でコミュニケーション(コメント欄等の活用)が行われ、結果的に商品やサービスへの愛着が湧くようなファンマーケティングが生まれやすい媒体です。
企業側もアカウントのプロフィール欄にて、「ぜひ#〇〇をつけて商品のご感想を投稿してください!」と指定のハッシュタグを設置することで、ファンコミュニティの形成をアシストするとより良いでしょう。
■特徴3 情報収集に使われる事が多い
Instagramのハッシュタグ検索を活用して情報収集をすることは現在スタンダードになりつつあります。
「コスメ」「インテリア」などのビックワードから、ブランド名や商品名などの固有名詞まで、また商材が化粧水や乳液などの基礎化粧品であれば「敏感肌」や「新米ママ」などの訴求先を絞ったワード等、 ハッシュタグを効果的に利用することでInstagram活用のメリットを最大化させることができます。
■特徴4 信頼の獲得につながる
Instagramではハッシュタグ検索を行った際、「投稿〇〇万件」と投稿数が表示され、その投稿をまとめて閲覧できる機能があります。
ユーザーはこの「#投稿数」が多いかどうかを「信頼できる商品/サービスなのか」を判断する材料にします。
また、アカウントのプロフィール画面の「タグ付けされた投稿」が表示されるタブには、該当アカウントをタグ付けた投稿が集まる仕様になっています。
ユーザーは#検索やおすすめ投稿から、気になる投稿を発見後、そのアカウントのプロフィール画面 → タグ付けされた投稿の順に内容を確認します。
つまり、「#投稿数」「タグ付けされた投稿」=「口コミ数」=「信頼」ということになるため、これらを増やすことが信頼の獲得につながります。
Instagramの主な活用目的は「信頼獲得」です。 ハッシュタグ検索やタグ付け投稿を増やす施策、ファンマーケティング施策等を積極的に行うことで、商品やサービス、企業に対するユーザーからの信頼を獲得していきましょう。
TikTokの特徴と目的
◎投稿の種類: 縦型ショート動画
◎国内ユーザー数:1,700万人
◎ユーザー層(ボリュームゾーン):10〜20代
※2024年1月時点
TikTokの特徴4つをまとめたものが下記です。
■特徴1 若者向け商材と相性が良い
30代〜40代の利用数も年々増加傾向ではありますが、 TikTokユーザーのボリュームゾーンは10〜20代の若年層です。
訴求先が10〜20代の商材を扱っている場合、特に有用なSNSといえます。
■特徴2 新規顧客の開拓に強い
TikTokは「フォロー中」「おすすめ」「友達」「検索」と投稿の閲覧画面が複数ある中で、 「おすすめ」(フォロワー外)からの視聴がメイン(全体の7割)の媒体です。
つまりTikTokは新たなコンテンツを見る機会(=新規顧客を開拓する機会)が多いため、新規開拓をしていきたい場合におすすめです。
■特徴3 フォロワー数に左右されにくい
「おすすめ」では現在、コンテンツの評価(いいね数や保存数、コメント数等)が高ければ高いほど動画が表示される仕様であるため、フォロワー数が少ない状態から始めた場合でも、視聴してもらえる機会があるSNSといえます。
■特徴4 爆発的な拡散を見込むことができる
前述したようにフォロワー外からの視聴がメインで、コンテンツの評価が高いほど「おすすめ」へ表示される仕様のSNSであるため、爆発的な拡散を見込むことが可能です。
TikTokの主な活用目的は「ターゲット層の拡大」です。
TikTokでは、フォロワー外視聴(おすすめからの視聴)が多く、「視聴主の興味や関心があるコンテンツ」+「検索、視聴したことのない情報」という構成になっています。
つまり、他のSNSや広告媒体では獲得が難しかった層=潜在顧客を発見することが可能なSNSがTikTokです。
SNSの選定
自社の商品やサービスと最も相性の良いSNSを選定する際は、SNS利用の目的を明確化し、その目的に合致したツールを検討する必要があります。
・Instagram▶「信頼獲得」
・TikTok▶「ターゲット層の拡大」
上記目的に加え「現在の認知度」や、「商材やサービスのターゲットとなる年代」を加味した検討も重要です。
例えば、「Instagram」上では特に、ユーザーが商品を実際に体験しその感想を投稿したものが多く見受けられます。
「Instagram」を利用する場合、企業発信のコンテンツを充実させる施策や、インフルエンサーを起用する施策だけではなく、 下記画像のようにInstagram上のユーザー投稿(=UGC)を自社のECサイトやLPに掲載する施策も、D2C・EC通販業界を中心に当たり前になりつつあります。
引用:ヘンプフーズジャパン(https://shop.hempfoods.jp/)
引用:江原道(https://shop.kohgendo.com/)
このように各SNS媒体で様々な施策が考えられる中で、どの施策を選択するか、判断していく必要があります。
弊社は主に化粧品・健康食品・食品・アパレルEC通販(D2C)企業を中心に、 400社を超える支援実績とノウハウがございます。
また、EC通販やSNSの知識に長けているカスタマーサクセスが専任で担当に付き、SNSの媒体や施策の選定から実施・運用まで、徹底サポートいたします。
「どのSNSを活用すれば良いかが不透明」「SNSを活用しているがどのような施策を行えば良いかがわからない」「SNS上で施策を行っているが結果がイマイチだ」などのお悩みをお持ちの企業様は是非弊社までお気軽にご相談ください。
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