Shopifyで使えるID決済サービスを徹底解説:手数料や導入方法、メリットを紹介

株式会社ネイビーグループ

Shopifyは、多彩な決済方法を提供しており、ユーザーの利便性を最大限に引き出すことが可能です。
特にID決済サービスは、ユーザーが事前に登録した情報を利用して簡単に決済を完了できるため、購入プロセスの円滑化とコンバージョンの向上に大いに役立ちます。
本記事では、Shopifyで利用できる主要なID決済サービスとその導入方法について、詳しく解説します。

ID決済サービスの導入がもたらすメリット

ID決済サービスを導入することで、ユーザーにとっての利便性が大幅に向上し、ビジネスにとっても多くのメリットがあります。
具体的には以下の点が挙げられます。

【購入プロセスの簡略化】
ユーザーは、事前に登録した情報を利用して簡単に決済を完了できるため、購入手続きが迅速かつスムーズになります。
これにより、カゴ落ちのリスクが減少し、ユーザーの満足度が向上します。

【ユーザーの利便性向上】
使い慣れた決済方法を提供することで、ユーザーは安心して購入することができます。
特に、複数の決済オプションを提供することで、様々なニーズに対応できるため、幅広いユーザー層を取り込むことができます。

【コンバージョン率の向上】
簡単で便利な決済方法を提供することで、購入のハードルが下がり、コンバージョン率の向上が期待できます。
特に、リピーターにとっては登録済みの情報を利用することで、再購入のプロセスがさらに簡単になります。

【カゴ落ちの減少】
購入手続きが煩雑であったり、決済方法が限られていると、ユーザーは購入を諦めてしまうことがあります。
ID決済サービスを導入することで、これらの課題を解決し、カゴ落ちを減少させることができます。

【ブランドの信頼性向上】
大手の決済サービスを導入することで、ユーザーに対して信頼感を与えることができます。
例えば、Amazon PayやApple Payなど、広く認知されている決済方法を提供することで、ユーザーの安心感を高めることができます。

ID決済サービスの導入は、ユーザーの購買体験を向上させ、ビジネスの成長を支援する強力な手段です。
次に、具体的な決済サービスとその導入方法について詳しく見ていきましょう。

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Shopifyで利用できるID決済サービス

①Amazon Pay
Amazon Payは、世界最大のECモールであるAmazonが提供するID決済サービスです。
ユーザーはAmazonに登録したアカウント情報やクレジットカード情報を使って、オンラインでの決済を利用することができます。
Amazonへ会員登録を済ませていれば、面倒な個人情報やクレジットカードの入力をスキップして、簡単に商品を購入することができます。

~手数料~
・初期費用:無料
・月額料金:無料
・取引手数料:3.9%(デジタルコンテンツは4.5%)

~導入方法~
①管理画面の左下にある「設定」>「決済」>「Amazon Pay」を選択。
②Amazon Payのアカウント情報を入力し、有効化します。

~詳細解説~
Amazon Payを導入することで、ユーザーはAmazonでの購入履歴や配送先情報をそのまま利用できるため、入力作業を省略しスムーズに購入手続きが進みます。
また、Amazonのブランド力と信頼性があるため、ユーザーの安心感も高まります。
特に既存のAmazonユーザーにとっては、利用のハードルが低く、コンバージョン率の向上が期待できます。


②楽天Pay
楽天Payは、楽天グループが提供するID決済サービスです。
楽天会員は登録したクレジットカードや楽天ポイントを利用してキャッシュレスで支払いができます。
ネットショップでの利用だけでなく、スマホを使っての支払いが可能となるため、オフラインの実店舗でも手軽に決済を完了することができます。

~手数料~
・初期費用:1,000円
・月額費用:1,000円
・決済サービス利用料率:4.0%
・トランザクション費:10円

~導入方法~
①「楽天ペイ-SBペイメント」を経由して導入。
②管理画面の「設定」>「決済」>「別の決済方法」>「楽天ペイ-SBペイメント」を有効化します。

~詳細解説~
楽天Payは、楽天市場のユーザーにとって非常に馴染みのある決済手段です。
楽天ポイントの利用が可能なため、ポイント消費を目的とした購入を促進できます。
また、楽天会員の膨大なユーザーベースを活用することで、新規顧客の獲得にも繋がります。
楽天ペイを導入することで、オンラインとオフラインの両方での利用が可能になり、顧客の利便性が大幅に向上します。


③PayPay
PayPayは、ソフトバンクとヤフーの合弁会社であるPayPay株式会社が提供するID決済サービスです。
国内で広く利用されており、4,400万ユーザーを突破するなど、キャッシュレス決済として高い集客効果が期待できます。

~手数料~
・初期費用:1,000円
・月額費用:1,000円
・決済サービス利用料率:3.3%
・トランザクション費:0円

~導入方法~
①SBペイメントサービスを経由して導入。
②管理画面の「設定」>「決済」>「別の決済方法」>「PayPay(オンラインデール)-SBペイメント」から設定を行います。

~詳細解説~
PayPayは、日本国内での普及率が非常に高く、特に若年層を中心に人気があります。
キャンペーンやポイント還元などの施策が頻繁に行われており、ユーザーのアクティブ率も高いため、導入することで高い集客効果が期待できます。
また、PayPayの利用により、ユーザーが普段使い慣れている決済手段を提供できるため、カゴ落ちを減少させ、コンバージョン率の向上に寄与します。


④PayPalエクスプレスチェックアウト
PayPalエクスプレスチェックアウトは、PayPalアカウントの情報を利用して素早く決済を完了するサービスです。
安全性が高く、越境ECにおいて特に有効です。

~手数料~
・国内決済手数料:3.6% + 40円
・海外決済手数料:4.1% + 40円

~導入方法~
①事前にPayPalビジネスアカウントを取得。
②管理画面の「設定」>「決済」>「別の決済方法」>「PayPalを有効化する」をクリック
③表示された画面で「PayPalエクスプレスチェックアウトを有効にする」をクリック

~詳細解説~
PayPalエクスプレスチェックアウトを導入することで、ユーザーはPayPalに登録された情報を利用してスムーズに決済を完了できます。
特に、国際的な取引においては、PayPalの高い信頼性とセキュリティが大きなメリットとなります。
PayPalは全世界で広く利用されているため、越境ECを展開する際には欠かせない決済手段です。
また、PayPalの導入により、カード情報を直接入力することに抵抗のあるユーザーにも安心して利用してもらえる点が魅力です。


⑤Apple Pay
Apple Payは、Appleが提供するオンライン決済サービスで、iPhoneやiPadから指紋認証や顔認証を使ってオンライン決済が可能です。
Apple Payに登録してあるクレジットカードから支払いが行われ、ユーザーは面倒な個人情報の入力をスキップすることができます。

~手数料~
・初期費用:無料
・月額料金:無料
・取引手数料:3.15%~4.15%(プランにより異なる)

~導入方法~
Shopifyペイメントを利用することで導入が可能。

~詳細解説~
Apple Payの利便性は、Appleデバイスユーザーにとって非常に高く、指紋認証や顔認証による迅速かつ安全な決済が可能です。
特に、セキュリティに敏感なユーザーにとって、Apple Payの導入は購買意欲を高める要素となります。
また、Apple Payの導入により、モバイル端末からの購入が促進され、モバイルユーザーのコンバージョン率向上にも寄与します。


⑥Google Pay
Google Payは、Googleが提供するオンライン決済サービスです。
ユーザーはGoogleアカウントに登録したクレジットカード情報を使って、オンラインでの決済を簡単に行うことができます。
Google Payを利用することで、面倒な個人情報の入力をスキップし、迅速に購入手続きを完了できます。

~手数料~
・初期費用:無料
・月額料金:無料
・取引手数料:3.15%~4.15%(プランにより異なる)

~導入方法~
Shopifyペイメントを利用することで導入が可能。

~詳細解説~
Google Payの利便性は、Googleアカウントを持つ多くのユーザーにとって非常に高く、迅速かつ安全な決済が可能です。
特に、モバイル端末からの購入が促進され、モバイルユーザーのコンバージョン率向上にも寄与します。
また、Googleのブランド力と信頼性があるため、ユーザーの安心感も高まります。


⑦Shop Pay
Shop Payは、Shopifyが独自に提供しているID決済サービスです。
あらかじめShop Payにクレジット情報や住所を入力しておけば、いつでも利用することが可能。
次回以降の買い物では、ショートメールによる認証を行うだけで決済を完結することができます。

~手数料~
初期費用:無料
月額料金:無料
取引手数料:3.15%~4.15%(プランにより異なる)

~導入方法~
Shopifyペイメントを利用することで一括で導入が可能。

~詳細解説~
Shop Payは、Shopifyを利用している店舗に特化した決済サービスで、特にリピーターにとって非常に便利です。
登録された情報を利用して、わずか数クリックで購入を完了できるため、再購入率の向上が期待できます。
また、環境に配慮した機能も備えており、購入ごとにカーボンオフセットのオプションを提供することで、環境意識の高い消費者にもアピールできます。


⑧Shopifyペイメント
Shopifyペイメントは、Shopifyが提供する決済サービスで、主要なクレジットカードブランドやApple Pay、Google Payに対応しています。
初期費用や月額利用料が無料で、決済手数料のみがかかります。

~手数料~
・ベーシックプラン:3.4%
・スタンダードプラン:3.3%
・プレミアムプラン:3.25%
・Shopify Plus:3.15%

~導入方法~
①管理画面の「設定」>「決済」に移動。
②「Shopifyペイメントを有効にする」をクリック。
③ビジネス情報や振込先の銀行口座情報を入力。
④必要な情報を入力後、「アカウントの設定を完了する」をクリックして設定完了。

~詳細解説~
Shopifyペイメントを利用することで、決済システムの導入が非常にスムーズになります。
通常、決済サービスの申込みから審査まで時間がかかることが多いですが、Shopifyペイメントではこれらのプロセスが省かれ、迅速に導入が可能です。
また、Shopifyペイメントを利用すると、Shopifyの取引手数料がかからず、決済手数料のみで済むため、コストを抑えることができます。
特に中小規模のネットショップにとっては、手軽に決済手段を導入できる大きなメリットとなります。

まとめ

Shopifyでの決済設定は、多種多様な方法を選択することで、ユーザーの利便性を高め、コンバージョンを向上させることができます。
特にID決済サービスは、購入プロセスをシンプルにし、ユーザーエクスペリエンスを向上させるための強力なツールです。
適切な決済方法を導入し、ユーザーの満足度を高めましょう!

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著者

株式会社ネイビーグループ

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