広報が上手くいく、“売れる”広報 たった4つのポイント。【前半】
最近は「広報は経営に不可欠だ」と言われるほど広報という仕事は重要になっていて、あらゆる企業が広報を戦略的に取り入れています。
一見、いわゆる“キラキラ女子”と言われるような華やかな仕事と思われがちな広報ですが、広報はかなり奥が深い仕事です。
会社のPR以外に、自社全体のことはもちろん、業界全体のことも把握していないといけません。細かくいうと、社内の出来事すべてが自分に関係あると思って、常にアンテナをはってキャッチし、理解しておかないといけなかったりします。
そんな奥が深い広報ですが、嬉しいことに、「売れるネット広告社は広報が上手いよね!」と、社外の方からよく言われます。
自社の人間が言うのもなんですが、数年前に設立した九州の小さな会社なのに、ネット業界ではある程度名が知られている売れるネット広告社は、確かに広報が上手いのかもしれません。
そこで今回は、その中から厳選して「広報が上手くいく、“売れる”広報4つのポイント」を2回の連載に分けて皆さんにお伝えしたいと思います。前半ではまず、4つのうち2つのポイントをご紹介します。
“売れる”広報4つのポイント①「足を使って動く!メディアキャラバンの実施」
リリース前に「メディアキャラバン」をすることで記事掲載率が確実に上がります。
そうです、ひたすら媒体社まわりです!
到着して、編集長の方に、今回のリリース内容の説明をします。
ここで、メディアキャラバンの際に、お持ちする資料を説明します。
当然ですが、「プレスリリース原稿」を持参します。媒体社に事前にプレスリリース原稿を共有することで、編集者がリリースまでに記事を作成する時間ができます。
また、リリース内容をより具体的に理解していただけるような資料も準備します。
例えば、なにか新サービスをリリースした際には、リリース原稿には記載していない詳細部分が説明された資料です。
次のページで「“売れる”広報4つのポイント」のうち2つ目をご紹介します。
リリース内容を十分に理解していただいた後に、記事掲載のお願いをするのですが、口頭だけではなく「書面化」したものをお渡しいたします。口頭だけのお願いより、効力があります。
そして、お持ちする資料の中で、1番のポイントはこちらです!
このリリース内容(リリース内容に繋げれるような内容)について、編集者からインタビューされた風の原稿を、事前に作成してお持ちします。内容はもちろん、自社がアピールしたい内容にフォーカスを当てて書きます。
そして、メディアキャラバン当日にインタビュー風の写真を撮影し、その写真を入れ込んだ原稿のデータを編集者に送ります。
編集者は、この原稿を微調整するだけで、そのまますぐに記事にできるというわけです。
最後におまけですが、訪問した媒体社には“手書き”でお礼状を送りましょう!おまけとはいえども、結構重要なポイントだと思っています。
“売れる”広報4つのポイント②「徹底した準備!媒体社へリリース先行配信メール」
媒体社への「リリース先行配信メール」を徹底することで記事掲載率が確実に上がります。
メディアキャラバンでお伺いした媒体社はもちろん、お伺いできなかった媒体社にも事前に情報をお送りします。
プレスリリース原稿だけではなく、記事に使えそうな資料や画像データなどを送付することがポイントです!
いかがでしたか?前半ではポイントを2つお伝えしましたが、“売れる”広報4つのポイントはまだ続きます。次回もお楽しみに!