こんにちは。フェデックス ストラテジックセールスチームの長田(おさだ)直樹です。弊社は国際航空貨物を専門に扱う輸送会社で、世界220を超える国と地域への発送をお手伝いしております。

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【お問い合せ先】EC-sales-JP@fedex.com
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第1回コラムでは、商品を海外のお客様へ無事届けるまでが重要であり、その際の留意点を三点お話ししました。

●正しい書類準備
運送状以外にコマーシャルインボイス等税関申告用書類が必要

●適切な梱包
国内輸送よりも強固な梱包が必要

●法令・規制への対応
各国輸入法令や航空輸送上の規制に違反しないように、事前調査が必要

今回は、越境ECにおける購入者目線で考えてみましょう。

フェデックスの調査[1]によると、海外の購入者が商品の購入を検討する際に気にかけるのは「輸送」に関してです。
越境ECにおいては、海外の購入者が特定の輸送業者を希望してくることが実際よくあります。その理由として以下のような点が考えられます。

1. 配達の際の柔軟性が高い
2. 配達時間が他社よりも早い
3. 運送料金がリーズナブル
4. 配達員が顔なじみで信頼できる
5. 貨物のトラッキングが正確でタイムリー
6. カスタマーサービスの対応が良かった
7. 過去に他の輸送業者で良い経験がなかった
8. 輸入通関が迅速に行われる

このように、購入者は様々な理由により、特定の輸送業者を好む傾向があります。

「配達の柔軟性」を考えてみよう

「配達の柔軟性」について、もう少し詳しく述べていきます。昨今、多くの国においては共働きや独身者人口の増加により日中は自宅を留守にするケースが多くなっています。日中の決まった時間にしか配達できない輸送業者だと、購入者が希望するタイミングで商品を受け取れなかったり、配達まで時間がかかってしまい、結果的に購入者の不満を高めてしまう事になります。

つまり、

●　時間指定配達　
●　コンビニ受け取り　
●　配達予定の事前連絡　
●　署名なし、または署名者指定配達

など、受け取る側がスムーズに、希望するタイミングで受け取れるためのラストマイルデリバリーのオプションを提供できるかが、越境ECにおいて優良輸送業者を選定する際の重要な要素になるということです。

フェデックスでは現在、以下のラストマイルデリバリーのオプションを提供しています。

　是非、国際輸送業者を選定する際には、ラストマイルデリバリーでどのようなサービスが提供されているかをチェックすることをお勧めします。

次回は、海外発送に必要な書類についてお話する予定です。

次のコラムまで待てない！海外発送に関してお悩み中の方、
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[1] http://www.fedex.com/jp/global/smes-are-riding-the-global-wave-of-ecommerce.html