【第四回】B to Bに特化した共同配送サービスのご紹介

古谷 有子

ヤマト運輸の宅急便は、お陰様で全国的に認知され、通販企業様にも多くご利用いただいております。ヤマトロジスティクス株式会社(以下、「弊社」という)では、主にネット通販対応のB to C物流に取組み、通販会社様からの出荷指示に応じてピッキング・検品・梱包・配送する保管型サービスを提供しております。
今回は、そんな弊社が取り組むB to B向けの『共同配送サービス』についてご紹介します。

1. 大手通販会社行き共同配送

弊社は、複数の企業様からある大手通販会社様DCセンターへの配送における課題をお聞きしたことをきっかけに、定期共同配送の取り組みを始めました。

それは、全国各地にあるDCセンターへの納品にあたり、宅配便だとコストがかかり過ぎ、逆に路線便だと指定納品日への納品が確約できない、といった課題でした。そこで弊社は、複数の出荷元から商品をヤマトグループの拠点に集め、まとめて納品先へお送りする「共同配送サービス」を構築しました。

ヤマトグループでは、2017年10月に大阪府茨木市に関西ゲートウェイが完成し、関東・中部・関西間の多頻度幹線輸送が可能となりました。

共同配送といえば、行先1か所につきチャーター車を1台仕立て、車内のスペースを参加会社でシェアし、そのコストを参加会社で按分するというスタンスです。このような共同配送は、車内のスペースが固定されるため、お客様の出荷の波動に柔軟に対応できず、載せきれない日もあれば、荷が出ない日もあります。使用できるスペースの積載率を上げて、輸送コストを抑えるために頭を悩ませている物流担当者も多いことでしょう。 

ヤマトの「共同配送サービス」では、ヤマトグループのゲートウェイを結ぶ輸送網と、納品先である大手通販会社様のDCセンターへ配送するための輸送網をそれぞれ用意しており、ヤマトのゲートウェイ内で行き先のDCセンター別に仕分けして、配送することができます。利用料金では従量課金を採用しているため、出荷が大量でも少量でも適正な輸送費になります。これにより、行き先も物量も考慮する必要がなく、柔軟性のある共同配送を実現しました。また、利用会社様にとって、チャーター車の手配や積載率の計算などの煩雑な事務負担がなくなり、物流コストの中の事務コストの削減に繋がります。

2. 共同配送に倉庫内付帯作業を組み込み、より充実したアウトソーシングサービスを実現

販売元となる各企業様が大手通販会社DCセンターへ商品を納品する際には、納品に関する細かなルールを定められているケースが多く見受けられます。「ピース単位での納品」、「指定シール貼付」、「指定単位の個包装」、「セット組・梱包」など一言で「納品」といっても様々な付帯作業が発生します。

そこで、弊社ではB to Cロジスティクスでのノウハウを生かし、このような付帯作業をお客様のニーズに合わせて代行しております。

また、必要であれば、賞味期限管理にも対応します。小売店様に納品する際の『出荷期限管理』はもちろんのこと、メーカー様から弊社ロジセンターへ納入する際の『受け入れ期限管理』も行い、定められた受け入れ期限を過ぎた商品に関しましてはメーカー様へお返しするなどの作業も対応しております。

共同配送サービスでは、このような納品物流だけでなく、お客様の仕入れ先からの調達物流に関してもお手伝いをしております。また、本来の弊社の強みであるB to C出荷とともにトータルで物流支援を行っております。B to Cだけでなく、B to Bに関する物流でお悩みの際は、是非ご相談をお待ちしております。

著者

古谷 有子 ((Furuya Yuko))

2014年ヤマトロジスティクスに入社。入社当初より西日本エリアを中心に販売物流の新規法人営業を担当。女性ならではの直感力を武器に、新たなプラットフォーム構築に向け日々奮闘中。

■企業情報
【ヤマトロジスティクス株式会社】http://www.y-logi.com/
■ヤマトグループの解決力
【ソリューション紹介】http://www.yamatosolutions.com/solutions/

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