エース北山氏によるShopify構築日記#6〜マーケティング〜
今、多くの注目を集めているShopify。使いやすさや費用、拡張性に優れており、カナダ発のサービスでありながら日本への進出が進んでいる。
そんなShopifyで、カバンやキャリーケースなどを販売しているエース株式会社がアウトレットECサイトを構築し2021年6月7日に開設した。(https://outlet.ace.jp/)
それまでにどのような情報収集を行い、制作パートナーとはどのようなコミュニケーションを行ってきたのかを事業者目線で、EC担当者の北山氏(@rossi_kitayama)がnoteで日記を連載している。
・今すぐ全ての日記を読みたい方はこちらから→https://note.com/ec_zoe/m/m34add23a39f0
ECのミカタでも北山氏の日記を紹介させていただく。Shopifyでサイト構築を考えている事業者はぜひ参考にしてみてほしい。
いよいよShopifyの強みと言われているマーケティングについて機能確認していきます。まずは、機能確認の前に公式ブログで紹介されているマーケティングアプリを紹介します。
→
https://www.shopify.jp/blog/shopify-apps-for-marketing
私のnoteよりも先にshopify公式ブログを覗いたほうが有益かもしれませんよ!!!
1.メールマーケティング app
ニュースレターなどのメール配信を行うことができます。どのエキスパートさんも初めに口にするのがKlaviyo。しかーし、使い倒している方って少ないのではないでしょうか?そこでこんなツイートを見かけました。
klaviyoのフロー設定についての詳細説明、需要あるかな?
— Takeru Tanaka/Legoliss Inc. (@Redworks_) November 27, 2020
近々に公開されることを願いここに記しておきます。(公開されましたら追記します)
圧倒的な獲得効率!Shopifyを使ったメールマーケティング:StoreHero
こちらはStoreHeroの黒瀬さんが紹介されていますので是非合わせて読んでみてください。
Shopifyヘルプセンター:お客様のメールの収集
2.SEO改善
検索エンジンの最適化 (SEO) を使用して、ストアの検索エンジンランキングを向上させ、商品を見つやすくします。改善というより、お客様に対して親切丁寧に嘘偽りなく商品詳細ページを作成すれば自然と上位に上がります。お客様の視点でサイト・商品ページを作っていきましょう!
Shopifyヘルプセンター:検索エンジンの最適化(SEO)の改善
3.クーポンコードの生成
商品・コレクション、バリエーションに、定額、割合、または配送ディスカウントができ、オンライン販売での、Xを購入してYをゲットするなどのディスカウントも生成できます。これはほぼすべてのカートでは標準機能としてありますよね。
Shopifyヘルプセンター:クーポンコードを作成
4.自動ディスカウント作成
チェックアウト時とカートに自動的に適用されるディスカウントを提供できます。ある一定の条件をクリアすると自動付与みたいなことができます。この機能は、今利用しているカートでも可能。
Shopifyヘルプセンター:自動ディスカウントの作成
5.かご落ちメールに自動でディスカウント適用
カゴ落ちへのリカバリーメールに自動的にディスカウントを適用することができます。まず、標準でリカバリーメールが出せることに驚き!さらに、ディスカウントまで適用できるってすごい!凄すぎる!
Shopifyヘルプセンター:カゴ落ちへのリカバリーメールに自動的にディスカウントを適用する
6.ポイント設定 app
ポイントを付与し、次回購入時に利用できる機能。ポイント付与率の設定:商品全体に対するポイントの付与率の設定が行えます。商品ごとポイント付与率設定:一括付与率ではなく、個別に変更したい場合、商品ごとに付与率の変更が行えます。
日本では当たり前のポイントプログラム。最近ではこの施策自体が本当に必要かどうか?と考え悶々としております(笑)財務会計上でも引っかかってくる(=ポイント発行分と同金額の積み立てが必要)ので、今後はなくして、次回購入時のクーポンのほうが良いのではないか?と。。。だから、shopifyの標準機能ではなくAPP対応なのではと思ったりもしています。
EasyPoints:https://apps.shopify.com/easy-points?locale=ja
Smile:https://apps.shopify.com/smile-io?locale=ja
Loyalty, Rewards and Referrals:https://apps.shopify.com/loyaltylion?locale=ja
7.Facebookマーケティング +app
Facebookビジネスページ、広告アカウント、およびビジネスマネージャーとの連携を行い広告を配信することができます。標準でもソーシャルと簡単に連携できるのは強いですね。
Facebook channel:https://apps.shopify.com/facebook?locale=ja
Shopifyヘルプセンター:Facebookでのマーケティング
8.Facebookピクセル
Facebookピクセルをオンラインストアに統合して、顧客行動やトラフィックを理解するのに役立てることができます。ここでFacebookピクセルとは。。。
Facebookピクセルは、ウェブサイトで実行されたアクションを把握して、宣伝の効果を測定できる分析ツールです。ピクセルは次の目的で使用できます。
広告が狙いどおりの利用者に表示されているかを確認する。
新しい潜在顧客を見つけたり、ウェブサイトで特定のページにアクセスした利用者や期待されるアクションを起こした利用者にリーチしたりできます。
販売を促進する。
自動入札機能を設定して、希望するアクション(商品の購入など)を実行する可能性が高い利用者にリーチできます。
広告の効果を測定する。利用者が広告を見たときのアクションを測定することで、広告の効果についての理解を深めることができます。
とのことです。要はFacebookとshopifyをつなげて、広告を測定しようということなのかな?エキスパートの皆さん合ってます?こういう時はHeroに助けてもらおう!
Shopifyヘルプセンター:Facebookピクセル
9.Googleショッピング
商品およびShopifyストアに関連する情報をGoogle Merchant Centerと自動的に同期します。
この自動的に同期って良いですよね!とあるカートはFeedそろえて流し込まないとできないとか。。。
Shopifyヘルプセンター:Google
10.Google広告コンバージョントラッキング
Google広告コンバージョントラッキングを使用して、ユーザーが広告をクリックした後のウェブサイトでのアクションを追跡できます。
Shopifyヘルプセンター:Google広告のコンバージョントラッキング
11.Kit app
ターゲットを絞ったFacebook広告キャンペーンの作成、お客様へのサンキューメールの送信をAIチャットボットが行います。
Klaviyoで良いんじゃない??
12.アフィリエイト app
アフィリエイトやインフルエンサーを活用して商品を販売することができる。
この章の最後に
標準機能だけでもいろんなことが出来ます。分析ツールしかりマーケティングツールしかり。一番初めは、欲張らず本当に最小限からスタートするべきでしょう。アプリが沢山インストールされれば、当然アプリ干渉が起ってきます。これを理解せずにガンガンインストールしてしまうと、せっかくのメリットである表示速度が損なわれてしまう。そしてアンインストールしてもコードのカスが残り、引っ掛かりを発生させるかもしれません。
私は、基本Klaviyoのみで考えています。むしろアウトレットサイトという特性を考えると、Klaviyo自体も不要かもしれません。追加は簡単にできますが、使い倒せるほどリソースがない状態であれば、むしろ入れないほうが良いかもしれません。