【Amazon広告】意図しないキーワードで広告を出さない「ネガティブターゲティング」の仕組み〜設定方法を解説①
こんにちは!
国内初のAmazon専門コンサルサービスを展開しているアグザルファです!
今回のテーマは、「Amazon広告」です。
Amazonで売上を上げたい、もっと認知度を上げたい⋯など、さまざまな理由でAmazon広告の配信を行っている出品者様は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
どのようなキーワードが売上に繋がるのか、このようなキーワードで検索されるにはどうしたら良いのかと、広告の設定に試行錯誤されていることと思います。
しかしながら、せっかく時間をかけて設定をしても「意図しないキーワードで広告が表示されている⋯」といった経験をしたことはございませんか?
そのようなお悩みのAmazon出品者様へ、「意図しないキーワード」でAmazon広告が配信されない設定が可能な「ネガティブターゲティング」について、仕組みから設定方法まで【前編】と【後編】の2回に分けて解説をしていきます。
まず今回は「Amazon広告」の【前編】です!
【後編】につきましては、下記を併せてご覧ください。
【Amazon広告】意図しないキーワードで広告を出さない「ネガティブターゲティング」の仕組み〜設定方法を解説②【後編】
⇒https://ecnomikata.com/column/40882/
ぜひ最後までお読みください!
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Amazon広告が配信される仕組みについて
はじめに、Amazonの広告が配信される仕組みを簡単に解説していきます。
Amazon広告は主に「①オートターゲティング」「②マニュアルターゲティング」という設定を行うことで、配信が行われます。
※広告の種類によって別の設定がありますが、ここではスポンサープロダクト広告について解説いたします。
①オートターゲティング
└キーワードなどの設定を行わず、商品ページなどの情報から最適と思われる検索用語や他社商品ページにAmazonが自動で配信を行う広告。
※検索用語とは、実際に購入者が検索バーに入力した語句を指します。
②マニュアルターゲティング
└配信したいキーワードやASIN、カテゴリーなどを出品者ご自身で設定し、配信する広告。
広告を作成する際に、以下のような項目が表示されますので、どちらのターゲティングにて配信するかを選択します。
どちらの設定も配信する商品にとって効果的な検索用語に対して配信を行っていきます。
特に、「マニュアルターゲティング」は出品者ご自身で設定するため広告の掲載先をコントロールしやすい設定方法ですが、キーワードや商品などターゲティングの設定方法によっては時に自分の意図しない用語で広告が配信されてしまうことがあります。
Amazon広告「ネガティブターゲティング」とは
「自分の意図しない用語で広告が配信されてしまう」、このような場合に役に立つ機能が「ネガティブターゲティング」です。
どのような機能かというと、広告を配信したくない「キーワード」を設定することで、設定したキーワードで検索された際に、広告を意図的に表示させない機能になります。
例えば、皆さんが女性用の化粧水を販売しているとします。
そのため「化粧水」と検索された際に、広告を配信したいと考えています。
マッチタイプ:部分一致、フレーズ一致
配信される可能性がある検索用語:「化粧水 メンズ」「化粧水 男性」etc
女性用の化粧品を販売しているのに、「メンズ」or「男性」と検索されて、広告が配信されても、なかなか売上に繋がりませんよね?
意図しない広告はクリックされてしまうと、費用がかかり、せっかくの予算を効果的に使用できなくなるといった可能性が発生します。
このように、意図しない検索用語への広告配信を防ぐ方法が「ネガティブターゲティング」の設定になります。
広告が配信された検索用語の確認方法
「ネガティブターゲティング」で広告配信を配信させないキーワードを設定する前に、まずはどういった検索用語で検索されているのか確認いたしましょう。
配信された広告に対する検索用語の「クリック数」「売上」「広告費(消費した広告費)」「注文数」などが確認できます。これらを確認することで「効果的でない(売り上げに繋がっていない)」用語、「関連性がない」用語を見つけ出し「ネガティブターゲティング」へ設定するか否か検討しましょう。
逆に効果的な用語があれば、キャンペーンに設定することで広告の最適な運用に繋がっていきます。
既に広告を配信している場合は、以下の手順で検索用語を確認することができます。
1)広告画面のトップから、確認したいキャンペーンをクリックします。
2)広告グループをクリック
3)検索用語をクリック
├①のカスタマーの検索用語:購入者が検索バーに入力した用語になります。
└②のキーワード:どのキーワードから、配信されたか確認できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Amazonにて売上を最大化していくためにはAmazon広告の運用は外せない施策になります。
広告を配信している出品事業者様は非常に多いですが、とりあえず配信設定しているだけ⋯といった状態も見受けられます。せっかく予算を投じて広告を配信しても、効果的な運用ができないことには予算だけ消化されてしまい、機会損失を招きます。
そのため、Amazon広告におけるキーワードの設定にあわせて「ネガティブターゲティング」の活用が重要になってきます。
今回は、「Amazon広告」について【前編】をお送りいたしました。
【後編】につきましては、下記を併せてご覧ください。
【Amazon広告】意図しないキーワードで広告を出さない「ネガティブターゲティング」の仕組み〜設定方法を解説②【後編】
⇒ https://ecnomikata.com/column/40882/
最後までお読みいただきありがとうございました。
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