消費者心理に基づく新規獲得をアップさせる施策3選!
売れるネット広告社 第2コンサルティングチーム 責任者の神谷侑紀です。新卒社員として売れるネット広告社に入社して、早くも4月で6年目を迎えます。
今年1月の部署異動で、入社後4部署目となるコンサルティングチームの配属となりました。
これまで新規・既存の営業部署、その後メディア部のメディアプランナーとして日々さまざまな広告に向き合い、【A/Bテスト】を繰り返し、その実績をもとに最適なポートフォリオを作成・活用し、広告主のメディア戦略を構築してきました。
現在は新規・既存の営業から、広告運用までの領域全てを一気通貫でサポートさせていただいております。そんな中で、今回は「消費者心理に基づく新規獲得数を伸ばすための施策」を3つ厳選してご紹介いたします!
季節のイベントをフックにした限定キャンペーン
まず1つ目が「季節のイベントをフックに限定キャンペーンを作成」することです。
1年を通じてイベントはさまざまです。冬だけでも、クリスマスに年末、お正月、節分にバレンタインとイベントは盛りだくさんですよね。
皆さんもD2C(ネット通販)で商品を買う際、普通に商品を訴求されるよりも、季節のイベントと関連づけて訴求される方が『自分事』として捉えて興味を持つはずです。
ダイエットサプリを例に挙げると、こんなイメージです。
「ダイエットサプリのお試しいかがですか?」よりも、「年末年始でお正月太りが気になっている方、このダイエットサプリのお試しいかがですか?」と言われたほうが「年末年始に食べ過ぎた私のことだ・・・」と自分事化するはずです。
このように、季節のイベントをフックに限定キャンペーンを作ることで時節に合った商品訴求を行うことができるのです。
期間限定オファーの作成!
続いて2つ目が「期間限定オファーを作成」することです。
D2C(ネット通販)のビジネスモデル「ワンステップマーケティング」と「ツーステップマーケティング」のうち、弊社とお取引のある広告主の大半が『ツーステップマーケティング』のビジネスモデルを展開されております。
「ワンステップマーケティング」は、新規顧客に対して、いきなり本商品の定期コース(サブスク)を売るビジネスモデルであるのに対して、『ツーステップマーケティング』というのは、500円モニターや無料モニターを入口として、本商品の定期コース(サブスク)へのアップセル・引上を狙う2段階のビジネスモデルです。
期間限定オファーの例を挙げると、ダイエットサプリを販売する際に、通常は500円モニターのところ、10月7日の「大人のダイエットの日」に合わせて10月1日から10月31日まで特別に【無料モニター】に変更するなどです。期間限定オファーを作成することで、その期間に集中して新規顧客の獲得を拡大していく施策になります。
配信メニューに応じた限定帯付きキャンペーン
最後に3つ目が「配信メニューに応じた限定帯付きキャンペーン」を作成することです。
広告を配信する際、配信メニューは複数あると思います。その配信面に応じてデザインを統一させた限定帯をつけて配信を行うことで、消費者に商品の訴求が刺さり、コンバージョン率アップを狙うことができます。
結果、配信メニューに応じて限定帯付きを入れたことで、コンバージョン率が約1.1~1.2倍アップした実績もあります。
まとめ
このように日々D2C(ネット通販)市場が成長し続けているからこそ、私たちもそれ以上にPDCAを回し、勝ちパターンを見つけ続けなければ新規獲得件数の拡大を狙うことはできません。
本日ご紹介した期間限定のキャンペーンやオファーは、消費者に希少性を認知させて購買を促し、新規獲得件数を伸ばすことができる施策です。一方で、これらの施策は継続的な獲得件数の拡大を狙うものではなく、単発的な獲得件数の拡大がメインとなります。
D2C(ネット通販)市場や環境は常に変化していくため、最新の成功事例やトレンドを、スピード感をもって取り入れることで新規獲得件数の拡大につながっていくのです。今回ご紹介しました施策が、皆さまの新規獲得における何かしらのヒントになりますと幸いです。