ブルーオーシャンは越境ECにあり

小林 憲司 [PR]

小林憲司のコラムはこちら
コラム#1:売上を伸ばす仕入れ先とのつきあい方
http://ecnomikata.com/ecnews/strategy/6312/

コラム#2:商材選びは仕入れ業者の経験頼りも
http://ecnomikata.com/column/detail.php?id=6404

コラム#3:多様化するクレーム問題!モンスター化させないヒントは?
http://ecnomikata.com/ecnews/strategy/6456/

円安の影響で、近年、越境ECという言葉がよく聞かれるようになりました。実際、弊社も、タオバオ、T-モール、京東(ジンドン)などに出品している方々へ商品供給を行っていますが、そこで感じるのは、日本製品は相変わらず大人気ということです。ただし、全ての商品が爆発的に売れているわけではなく、特定の商品のみ爆発的に売れるといったことが起こっているということはご存知でしょうか。中国の場合、同じ商品が長期間に渡り売れ続けるといったことはなく、一過性のブームで商品の流行が終わってしまい、ある日突然注文が止まってしまうことを実際に経験しています。

また、人気商品の場合、偽物が流通してしまうといったこともあり、これは、実際に起こったことなのですが、中国で模造品を製造しているグループから弊社へ偽物の売り込みといったこともあります。当然、偽物は扱いませんのでお断りしていますけれど、見た目は本物そっくりでも、偽物は偽物です。消費者は偽物をつかまないためにも、知り合いから商品を買うという文化もあり、そのため代理商と呼ばれる個人で転売する一般人の方々が存在しますが、WeChatで販売しているようです。

中国の若い人たちの情報源はほぼWeChat(LINEのようなツール)のようで、転売経験がない人の方が少ないくらいと聞きます。お金が好きな国民らしい文化ですね。代理商の方の中には、日本に買い付けに来日され、いわゆる爆買いを行っていますが、中国では関税の見直しで、個人で輸入する方にも関税をかけていくという流れになるようですので保税区で商品を保管しECを行う方法が今後は主流になってくるのかもしれませんね。

ネイティブな翻訳対応のサービス

越境ECは中国だけをターゲットにする必要はありませんが、弊社ではテストマーケティングの一環で今年の初めから北米で越境ECを行っています。北米でも日本製品は人気だということがわかりましたが、問題になるのは、言葉の壁です。自動翻訳ツールを使って、翻訳を行った場合、言い回しがおかしい場合が多くクライアント様からの要望もあり、そこで、弊社がこの度翻訳サービスをリリースすることとなりました。対応言語は英語、中国語、(北京語と台湾語)韓国語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ロシア語となりますが、精度を上げるためにも、翻訳スタッフによる2重チェックも行いますので確かなお仕事を受託可能です。越境ECをお考えの方は是非ご活用ください。

翻訳のお問い合わせは以下のURLからお願いします。
http://www1.kenko064.com/products/detail.php?product_id=29517


著者

小林 憲司 (Kenji Kobayashi)

高校卒業後、トラック運転手、訪問販売員、歯科技工所の営業マンを経て2001年に起業。2002年有限会社西日本機能食品開発研究所(現、株式会社新日本機能食品)を設立。ネットショップ向け卸問屋“kenko卸.com”を運営。国内のみならず、海外のECサイトへも美容、健康に関わる商材の卸を行っている。

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