件名だけじゃない!開封率を上げる4つの要素とは?
株式会社グリーゼ ふくだたみこです。前回のコラムでは「メルマガの開封率を上げる件名の書き方」と題して、コラムを書かせていただきました。件名をキャッチーに変えることが重要です。
「メルマガの開封率を上げる件名の書き方」
http://ecnomikata.com/column/detail.php?id=966
メルマガの開封率を上げる要素は、件名だけではありません。今回のコラムでは、メルマガの開封率に影響を与える4つの要素について考えてみましょう。
■差出人名
メルマガの差出人名は、どのような表記になっていますか? メルマガがメールボックスに飛び込んできたときに、目に留まるのは、件名と差出人名です。開封するか否かを、件名で判断する人も多いですが、差出人名も重要です。英語表記になっている場合は、日本語表記に変えましょう。ECサイトの場合は、ショップ名で出す場合と、店長名で出す場合で比較してみましょう。グリーゼがある企業のメルマガでA/Bテストを行った際、社名で出した場合と、「○○通信」などのメルマガの愛称で出した場合とで、開封率に大きな差が出たことがあります。
■配信日時
グリーゼでは、開封率に関するA/Bテストを行うケースが増えていますが、メルマガの配信日時も重要なテスト項目です。曜日を変えただけで、開封率や売り上げが変わったというデータもあります。曜日を変え、時間を変え、試してみましょう。配信日時を決める目安は、「読者がどんな人か」です。ビジネスパーソン向けのメルマガであれば、例えば、平日火曜日の9時。趣味のグッズを扱うECサイトであれば、土日を狙って配信するのもねらい目です。メルマガが開封されるのは、メルマガ到着後数時間がピークになるので、配信日時を吟味することは、非常に重要なのです。
■リスト
既存客宛てのメルマガと見込み客宛てのメルマガでは、当然、既存客宛てのメルマガの方が開封率、クリック率が高くなります。書き手と読者の距離感が、数字に影響していると言えます。メルマガの開封率を上げるためには、できるだけ親密度の高いリストを集めましょう。
■内容
次回が楽しみになるテレビ番組はありますか? メルマガも同様です。内容がおもしろいと、読者は、次の配信を楽しみにしてくれます。役立つ情報を盛り込んだり、プレゼント、読者特典などを盛り込むことも効果的です。
いかがでしたか? メルマガの開封率をあげたいと思ったら、件名を練ることと同時に、上記の4つのポイントも見直してみてください。