【第一回】知っておきたい!ECサイトへのUGC活用
UGCとはUser Generated Contentsの略です。
一般の人がブログやInstagram、Facebookなどにソーシャルネットワーキング上に投稿されたコンテンツのことを指します。
ECサイトの売上向上を狙う中で、UGCがどの様な効果をもたらしているのか、今回は「UGCの画像」という側面からその効果を考えてみたいと思います。
ECサイトにおける画像の重要性は??
まず、ECサイトとUGCの画像という関係性を探る前に、
前提となるECサイトと画像の関係性についておさらいしてみたいと思います。
ECサイトにおいて画像はどの様な役割を果たしているでしょうか。
上記は、ECサイトの満足点・不満点を調査した結果です。
ECサイトの満足点TOP2つには、画像に関する項目がランクインしました。
「画像が見やすい」「画像のズームがしやすい」この2点はいずれも実際に商品を手に取ることができないECにおいて、より商品のことを詳細に知りたいと思うユーザーの心理を反映していると考えられます。
また、別のEC利用に関する調査では、EC利用の経験が無い理由のTOPとして、「商品の画像が見にくいから」といった理由がランクインしました。これら2つの調査結果が示す様に、ECサイトにおける画像の見やすさは、ECサイトの利用経験・満足度に大きく寄与していることが分かります。
UGCの画像が解決する課題とは?
「良い画像を使うことが、ECサイト上の満足度を向上させる」ということは多くの担当者が認識している一方で、実際にはどんな画像がECサイトを見ている人の興味・関心を惹いているのかを把握できておらず、また画像の重要性は認識していても、時間的にもコスト的にも画像を用意することができないといったことが多いと思います。
そんな中、近年画像を中心としたSNSであるInstagramがユーザー数を増やし、
Instagramに投稿された一般の投稿(=UGC)をECサイト上に掲載する企業が増えてきました。
Instagramに投稿された画像がECサイトにおいて効果的な役割を果たすのであれば、個別に商品の物撮りをするといった時間やコストを使用することなくECサイトの満足度を向上させることができるはずです。
そこで次回では、本題のECサイトとUGCの画像との関連性について、「Instagramの画像は見ているユーザーの興味・関心を惹いているのか」「売上面にどういった寄与をしているのか」この2つの観点から検証をしてみたいと思います。
次回のコラムもお楽しみください!
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